- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県木島平村
- 広報紙名 : 広報きじま平 令和8年2月号
◆政治の要諦(※)は「近くが喜び、遠くが寄ってくる」こと
山浦登議員
▽村長の政治姿勢を問う
[質問]
物価対策の最も効果的政策である消費税減税・廃止をどう考えるか。
[村長]
消費税10%の内訳は、国税が7・8%、地方税が2・2%である。国税として徴収される7・8%のうちの19・5%は地方交付税の財源となっている。財源が確保できないまま減税・廃止されれば、今行っている公助を自助に切り替えざるを得ない。
[質問]
消費税減税・廃止を県に上申し、国に要請することはできないか。
[村長]
消費税は、村の貴重な財源となっている。それを安易に廃止・減税することは、村の社会保障をはじめ、行政に大きな支障となり、現時点で減税・廃止を求める考えはない。
[質問]
高市内閣は、防衛力強化を打ち出し、防衛予算がGDP比1・8%から2%となり、予算の増大が国民生活に欠かせない予算を圧迫している。この政策をどう考えるか。
[村長]
国民の生命と財産、生活を守るのは国の責務。国防と社会保障など国民生活を守る政策は、相反するものではなく、一体のものと考える。
▽村財政の将来に対する懸念
[質問]
財政調整基金残高は、令和6年の9億9400万円から年々減少し、令和11年はマイナス1億8500万円と推計されている。財源がマイナスで備えが無く、突然の災害時や緊急時の支出等に支障が出ないか。
[村長]
現段階では財政の厳しさはあるが、大きな支障はないと考えている。
[質問]
今後の公共施設総合管理計画等、多額の事業に支障が出ないか。
[村長]
個々の施設の更新の有無、規模縮小、統合、廃止など随時検討を行いながら適正な維持管理を進めていく。常に考えながら対応していきたい。
▽実効あるクマ対策は
[質問]
今年全国でクマが頻繁に出没し、被害が報じられている。本村でも人身被害が発生し、生命の危機、農産物への被害等、生活の不安も増大している。
本村のクマ出没件数、人的被害件数、作物等への被害総額は。クマ対策の緩衝帯整備の効果はどうか。
[産業課長]
目撃情報は76件、人身被害件数は1件、作物等への被害総額では、昨年度の農作物被害は約295万円、そのうちクマによる被害は約48万円。
北信管内すべての市町村がゾーニング(緩衝帯整備)を設定するとの県の方針で、本村も実施する。
▽地球温暖化対策の進捗状況は
[質問]
世界各地で異常な猛暑、豪雨、台風などが頻発している。村の地球温暖化対策実行計画では、温室効果ガス排出削減目標を設定している。区域施策編(2030年度で13年度比50%削減)、事務事業編(20年度比%削減)の削減目標に対し、各目標が達成されているのか。
[村長]
令和6年度は、区域施策編、事務事業編とも目標を達成している。
[質問]
県の見直し案を含め、実効性のある対策をどのように推進するのか。
[村長]
村民の一人ひとりの温室効果ガス削減対策が、地球全体に大きな影響を及ぼすことを認識していただくような広報をしていきたい。
▽村道30号線の安全対策は十分か
[質問]
今年2月、村道30号線(スキー場線)で12台の車による交通事故が発生した。再発防止のためには、道路の拡幅等が必要ではないか。
[建設課長]
通常の除雪体制の中で適正に行われており、問題はなかったと認識している。拡幅改良などの計画はないが、傷んだ路面について計画的に舗装工事を計画している。日中に除雪する際には、各スキー場にも連絡して、ゲレンデ放送等で注意喚起をお願いしている。
※要諦とは
物事の最も大切な核心部分。肝心な点。
