- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県栄村
- 広報紙名 : 広報さかえ 令和7年9月号
栄村教育委員会報 No.40
発行:栄村教育委員会事務局 2025年9月号
■生涯学習係
◆県宝阿部家住宅の建物調査がスタート
県宝阿部家住宅の建物調査が信州大学梅干野研究室の協力のもと8月19日(火)~20日(水)にかけて実施されました。
阿部家住宅は長野県指定の文化財で、茅葺、中門造の民家で、18世紀中期から後期にかけての時期に建築されたとみられています。
この建物は数年前まで住居として使用されていたため、建物に関する記録が少なく、現在は空き家になっていることから、茅屋根の状態も悪化しており、維持管理にも課題が生じています。
今回の建物の原型や構造、改修履歴などの調査をもとに建物の維持や活用を含めた検討を進めていく計画です。
◆地域史料保全有志の会の夏期調査活動が開催されました
8月14日(木)~21日(木)にかけて、地域史料保全有志の会(代表:白水智)の夏期活動が、歴史文化館こらっせを拠点に開催されました。
本年度の活動は史料保全活動以外にも、長野県の地域発元気づくり支援金を活用し、県内外から村の文化や歴史に興味のある学生を募集し、栄村の人や自然、食文化などを体験しながら、関係人口を創出していくことを目的として取り組んでいます。
今回の活動では20名ほどの学生の参加があり、期間中、栄村秋山郷観光協会が中心となって取り組んでいるTunagu Tabi Shoku(ツナグタビショク)との栄村の郷土料理を囲んだ会食、村の方から差し入れの野菜を使った昼食や箕作集落の祭礼への参加、秋山郷の民宿に宿泊し、昔話をお聞きするなど、都市とは異なる地域の魅力を体験することができたようで、はじめて参加した方から「秋の活動も必ず来ます。」とうれしい声もいただきました。
地域史料保全有志の会は震災から発足し、今年で活動14年目を迎えました。今後とも「楽しい」、「美味しい」をテーマに活動を続ける保全有志の会への応援をよろしくお願いいたします。
■子ども教育係
◆さかえ小中学校の校章の基本デザインが決まりました!
さかえ小中学校の校章の基本デザインが決まりました。66点のご応募をいただき、夏休み明けすぐに小中学生に第1次投票をしてもらい、約半数ほどに絞り込み、その後8月28日(木)に実施した「みんなで学校を創ろう!」(24)にて第2、第3次投票を行い、基本デザインを決めることができました。村内外からたくさんの応募をいただき、この場をお借りし御礼申し上げます。
小学生も今やAI技術を使い素晴らしいデザインを創る時代だということも大変よくわかり、驚きでした。皆様へのお披露目は次号にてさせていただきます。基本デザインをもとに、必要な部分に手を加え完成となります。
◆栄中 ゆかた体験
7月18日(金)に「さかえ田植え唄愛好会」の皆さんにお越しいただき、栄中2年生が「ゆかた」体験を行いました。これは、家庭科の単元にある「伝統的な衣服である和服について理解すること」を目的とした学習です。
写真は帯の締め方を教えていただいているところです。その後、例年のように「ゆかた」を着て「からす踊り」を踊りました。運動会でも踊った「からす踊り」ですが、ゆかたを着ての踊りは、より雰囲気が出てよい場面となりました。
◆栄小 8月22日 今日から学校だ!
30日間の夏休みが終わり、8月22日(金)から学校生活がスタートしました。「工作見て!」「~に行ったよ」など話しながら元気に登校してきた子どもたち。9月からは水泳学習や音楽会、各学年の体験学習などがあります。子どもたちも先生たちも、一つひとつのことを楽しみながら、一緒に取り組んでいければと思います。
◆北信保育園 じゃがいも掘りをしたよ!!
暑い中こどもたちが掘ってくれました。
なにしてたべる~?
※写真は本紙14、15ページをご覧ください