- 発行日 :
- 自治体名 : 岐阜県各務原市
- 広報紙名 : 広報各務原 令和7年10月1日号
■第40回わんぱく相撲全国大会に出場
加藤 空飛(かとう あさひ)さん
川島小学校の5年生。大人気漫画「ワンピース」のフィギュアを集めることに、はまっています。
◇大相撲の舞台を目指して、練習に打ち込む。
8月に全国各地から勝ち上がってきた小学4~6年生が出場する「第40回わんぱく相撲全国大会」が行われ、5年生の部に加藤空飛さんが、岐阜県の代表として出場しました。
加藤さんが相撲を始めたのは1年前。それまでは水泳、サッカー、キックボクシングなど、さまざまなスポーツを習いましたが、中々熱中できるものに出会えませんでした。母の勧めで笠松町にある相撲クラブに見学へ行き、体が小さくても自分の力や技で体の大きな相手を倒す相撲の面白さに引かれ、入門を決めました。
指導者とのぶつかり稽古では、覚えたことがうまくできず、辛い思いをしました。しかし、悔しさを糧に練習を重ねて、6月の岐阜ブロック大会で優勝し、全国大会への切符を手に入れました。
迎えた全国大会では、「緊張もあったけど、絶対に勝ちたいという気持ちで臨みました」と当時の心境を語る加藤さん。3回戦まで勝ち上がりベスト32の成績を収めましたが、「もっと勝ちたかった」と、心残りを話しました。
最近では、相撲クラブでの稽古だけでなく、相撲に生かせる技術を学ぶため、月1回ほど近くの高校に行き、高校生に交じってレスリングの練習もしています。
加藤さんの将来の夢は、力士になり大相撲の土俵に立つこと。まずは全国大会ベスト8にを目標に、日々練習を続けます。