くらし 新体制 東白川村国保診療所

令和元年11月に神土地内から五加地内へ移転して6年の月日が経ちました。
この4月から29年の長きにわたり東白川村の地域医療を支えてこられました北川医師から新たに佐藤医師に、国保診療所長が代わりました。

◆~北川前国保診療所長 ごあいさつ~
3月末に定年退職となりました。長きにわたりお世話になりありがとうございました。
赴任時には、医療機器の整備、外来予約制の開始、通院支援バスの開始など一から始めることも多々ありました。
その後、市町村合併議論、診療所への転換、介護老人保健施設の開設など多くの出来事があり今日に至りました。
医療を取り巻く状況はますます厳しく、医師の偏在と人手不足、高騰する医療費、介護の問題などは過疎の村ほど重くのしかかってきます。
村の人口もついに2,000人を切りました。この機会に、診療所も変革を進めます。斬新な知恵も必要です。
新しい所長さん始め、若いスタッフに期待しています。皆様方の温かい応援をお願いします。
4月以降も私はパートとして、火曜日・金曜日の予約外来を今まで通り続けるとともに、水曜日の留守番として週に三日間お手伝いに来ます。もうしばらくの間、よろしくお願いいたします。

北川浩司(きたがわひろし)医師
経歴:
S59 岐阜大学医学部医学科 卒業
S59 岐阜大学附属病院 研修医
S60 市立長浜病院 内科医
S61 岐阜県厚生連中濃病院 内科医
S63 岐阜県立下呂温泉病院 内科医長
H8 東白川村国民健康保険病院 院長
H20 東白川村国保診療所 所長

◆~佐藤新国保診療所長 ごあいさつ~
はじめまして。この4月から国保診療所に赴任した、医師5年目の佐藤千成(ちなり)と申します。
出身は岐阜県瑞穂市で、自治医科大学を卒業後、関市の中濃厚生病院で初期研修を終え、郡上市、高山市と勤務してまいりました。
長年東白川村の医療を支え続けた北川先生に代わり、診療所長を拝命しました。身に余る大役ではありますが、私自身の持てる力を尽くし、診療に臨む所存でございます。
私が目標とする医師の姿は、病気や身体の不調を診察するだけにとどまらず、地域の健康や生活に寄り添えるような医師です。そのためには、東白川村の特色や、住民の皆様が実際どのように生活しているかなど、医療以外のことを十分に知る必要があります。皆様との交流を通じていろいろなことを学びたいと思っております。よろしくお願いいたします。

佐藤千成(さとうちなり)所長
経歴:
R3 自治医科大学 卒業
R3 中濃厚生病院 臨床研修医
R5 国保白鳥病院
R6 高山市国保朝日診療所
R7 東白川村国保診療所 所長

◆4月からの診療所はこう変わりました

※月曜・木曜が医師一人体制に変わるため、それぞれの初診は午後の診療で行います。
※急患診療も行います。症状等の確認のため事前に電話でご相談ください。
※救急・急病の場合は、
下呂病院【電話】0576-23-2222
中部国際医療センター【電話】0574-66-1100
白川病院【電話】0574-72-2222
へお願いします。
※発熱を伴う症状の方、診断のご相談は、まずは診療所へ事前に電話してください。
【電話】78-2023

◆老健と特養って何が違うの?

※介護老人保健施設と特別養護老人ホームでは、入居の条件や目的が異なります。
※紹介した内容も一例なので、施設利用を検討する場合は、事前に確認をしておきましょう。

東白川村国保診療所附属介護老人保健施設は利用希望に合わせて「短期利用」と「長期利用」を選ぶことが出来ます。短期利用であれば、「要支援」の方も利用していただけます。