- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県沼津市
- 広報紙名 : 広報ぬまづ 2025年6月1日号
災害時における正確な最新情報の取得は、被害を軽減したり避難のタイミングを決定したりするうえでとても重要です。
6月~10月頃は大雨等による災害が発生しやすい時期です。この機会に日頃からの防災対策を見直してみませんか。
■普段の備えは大丈夫?家族みんなでチェックしてみましょう
◆居住地域が危険かどうか、ハザードマップを確認!
市では、洪水ハザードマップのほか、地震・津波ハザードマップ、土砂災害ハザードマップに加えて富士山火山ハザードマップを作成しています。浸水想定区域や土砂災害警戒区域を確認し、避難の必要性を事前に把握しておきましょう。家族や身近な人と話し合うときにご活用ください。
◆マイ・タイムラインを作りましょう!
マイ・タイムラインとは、これから起こるかもしれない風水害に対し、あらかじめ時系列で整理した自分自身の避難行動計画のことです。手引を参考に、身の回りを確認して自分のため、家族のためのマイ・タイムラインを作成しましょう。
○大切なのはアウトプット
マイ・タイムラインは、地域ごとにガイドラインを公開しています。4つのステップの順に情報を整理し、マイ・タイムラインを作成していきましょう。家族や身近な人と話し合いながら作っていくとより効果的です。
詳細は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
◆必要なものを準備しましょう!
食料・飲み物・服用薬・携帯トイレなどの必要なものを準備しておきましょう。小さな子供がいる場合や、要介護者がいる家庭など事情に合わせて用意するものが変わります。防災グッズを準備することは、意識を高めるきっかけになりますので、家族や身近な人とチェックしてみましょう。
■風水害の危険を感じたら
◆情報ツールを活用する
国・県・市では、リアルタイムで風水害に関する情報を発信しています。テレビのリモコンのdボタンからも避難情報や河川の水位情報を確認することができます。
◆避難所以外への避難も検討する
市では、状況に応じて避難所を開設しますが、安全な地区に住む親戚や友人宅、夜間は自宅の2階への避難(垂直避難)等についても検討しましょう。
○知っていますか?宿泊施設利用補助制度
要介護3以上の人や障害者手帳を持っている人等、避難行動に不安のある人が市の指定する宿泊施設を利用した場合、補助金を交付します。
詳細は、本紙またはPDF版掲載の二次元コードよりご覧ください。
※各種ハザードマップや情報ツールは、沼津市防災ポータルサイトや沼津市公式防災アプリで確認することができます。
■災害情報が地図で分かる新しい情報ツールをご利用ください
災害時に安全に避難するには、市が発信する情報と身の回りの危険箇所をいち早く把握することが重要です。
今年度から新たに導入した情報ツールでは、スマートフォンやタブレット等から、市内の災害情報を地図上で分かりやすく確認することができます。
◆5月開設!! 沼津市防災ポータルサイト
【URL】https://www.numazu-bosai.jp/bnumazu22/portal/html/home.html
○市の災害情報がひと目でわかる!沼津市からの災害情報を確認
沼津市防災ポータルサイトは各気象警報・注意報の情報や避難情報の発令状況等、発災時の情報収集にご活用いただけます。また、各種ハザードマップも掲載していますので、自宅や職場、学校がどのような災害を受ける可能性があるかなど、日頃の防災対策としてもご活用ください。
1.緊急情報を確認
気象警報の発表・解除情報、市が発令する避難情報などを確認できます。
2.災害時のリスクと開設避難所を確認
市が発令する避難指示などの対象地区を警戒レベルの色で地図上に表示。開設避難所の位置も確認できます。
3.通行規制情報を確認
規制区間や規制原因など道路の通行規制・解除情報を地図上で確認することができます。
4.ハザードマップを確認
洪水、土砂災害、地震・津波などの各種ハザードマップの確認ができます。
確認できる情報:
(1)緊急情報
(2)市からのお知らせ
(3)防災気象情報
(4)開設中の避難所
(5)避難情報
(6)通行規制情報
(7)ハザードマップ
(8)関連サイト
◆アプリで発信!! 市民参加型のアプリNews(ニュース) Digest(ダイジェスト)
○危険箇所を確認して安全な避難行動を!身の回りの災害状況を確認and発信
市では(株)JX通信社と連携協定を締結し、同社開発の無料ニュースアプリ「NewsDigest」を活用し、災害情報の収集・発信を行います。
身の回りの危険情報をいち早く把握することは非常に重要となりますので、身近な地域の災害状況を把握・確認するとともに、情報提供としてもご活用ください。
確認できる情報:
(1)天気状況
(2)体感震度
(3)SNS等に投稿された災害情報(冠水や浸水など)
○身近な危険情報を提供
(1)身近な場所で冠水や浸水などを確認
(2)アプリ下部の情報提供ボタンから身近な危険情報を投稿
(3)アプリ利用者が情報を確認し安全確保や避難行動に活用
○防災マップで危険箇所を確認
(1)アプリ右下の「リアルタイム防災」を選択
(2)SNS等に投稿された冠水や土砂崩れなどの情報がアイコンで表示
(3)身近な地域の危険箇所を確認して安全確保や避難行動に活用
問合せ:危機管理課
【電話】055-934-4803