くらし 市長メッセージ〈200〉

■この一年を振り返って
熱海市長 齊藤 栄
この一年を振り返って、私にとって印象的な出来事がいくつかあります。
一つは大阪・関西万博です。熱海温泉や日本の温泉文化をPRすることを目的に2度にわたり万博会場を訪れました。今回の万博のテーマは「命輝く未来社会のデザイン」。日本企業のパビリオンで「iPS細胞で作られた拍動する心臓」や、患者がどこにいても遠隔で手術ができる「空飛ぶ手術室」といった展示を見ました。ここまで進んでいるのかと大変驚くとともに、こういった世界最先端のテクノロジーが、日本が世界で生き残るための鍵であると改めて感じました。
もう一つは初めてハワイに行ったことです。プライベートの旅行だったのですが、一流のリゾートとはこういうものかと実感しました。ビーチの美しさや自然景観の素晴らしさについては熱海も負けていないと思いますが、観光施設の整備水準やホテル・飲食店のサービスレベルの高さに驚きました。また、滞在中の一日を使い、ハワイ観光の司令塔である「ハワイ州観光局」の代表者と直接話をしました。10・25%の宿泊税などを原資に、ハワイ州観光局が観光施策の立案、実施、さらにはその効果の測定というサイクルを的確に回すことで、ハワイが世界に冠たるリゾート地としての地位を維持し続けていることを確信しました。我々熱海も、今年からスタートした宿泊税と「熱海観光局」を使って、世界一流のリゾート地を目指してまいります。
市民の皆様におかれては、どうぞ良いお年をお迎えください。