- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県熱海市
- 広報紙名 : 広報あたみ 2026年1月号
市長:こがし祭りは、多くの市職員も大切な地元行事として参加しています。市内のお店もお休みになったり、一人ひとりが主役となって参加していますね。
酒井さん:観光イベントな感じはしないですよね。みんなが行事を中心に動いてるのは、すごく魅力的だと思います。無理に新しいコンテンツを作るのではなく、あるものをコンテンツ化していくことにも注力していきます。
あとは、夜に浴衣で歩く街にしたいです。市では糸川や海岸のライトアップなどに力を入れていますが、若い人に話を聞くと「街中は浴衣だと歩きにくい」や「暗いから」という意見が多くありました。まずは夜、浴衣で気軽に歩ける街にすることが課題だと思っています。
◆熱海観光局の掲げる目標
市長:熱海観光局の目標に掲げた「愛され、選ばれる熱海へ。観光の力で未来をつくる。」とは、具体的にどんな取り組みでしょうか。
上田さん:一言で言うと「住んでよし、訪れてよし、泊まってよし、働いてよし、投資してよし」ですね。宿泊税を財源に、観光に投資を進めていかなくてはいけないなと考えています。
市長:最後の「投資してよし」とは、「投資したいと思ってもらえる街」ってことですね。
上田さん:はい。そのためには、夜のにぎわいを作ることも大事ですし、平日の宿泊者数を増やすことや、インバウンドのお客様にお越しいただくことも非常に大事です。起業家の皆さんが、熱海で新しく事業を起こしたくなるような取り組みや発表会の開催など、まちづくりそのものに投資してもらうための仕組みや、市民の皆さんと観光客との調和が取れるようなことも考えていきます。
例えば、観光客がペットボトルを持ち帰るなどゴミを減らすための取り組みを考えてみるなど、市民の皆さんと一緒にできるようなイベントや勉強会、セミナーもやれたらいいなと思っています。観光事業と地元での取り組みの調和がないと、持続可能にならないと思います。
市長:では、今度は酒井さんから、具体的にどういうことをしたいか何かありますか。
酒井さん:各地区にいる熱い思いを持った人たちを全力でサポートしつつ、一緒に形にしていくというイメージが今のところあります。地元の方だけだと、なかなか難しいPRは、経験値のあるプロとして私たちがサポートしていきたいと思います。
市長:次に、古川さんはいかがお考えですか。
古川さん:各地域や事業の方々にお話を伺う中で、「どうやって人に伝えるか」というプロモーションの部分に苦戦されているケースが多いと感じています。私の役割としては、全国や海外のトレンドをしっかり分析した上で、その商品やサービスが、どのような人に、どのタイミングで届けるとより伝わるかを一緒に考え、プロモーションにつなげていくことだと考えています。そうした取り組みを通じて、市民の皆さんや旅行者、事業者の方にとっても、「ここに来て良かった」と思えるまちづくりに貢献していきたいです。
また、10月から日本語と英語でインスタグラム、フェイスブック、エックスの運用を始めました。今後は、プレスリリースやSNSを活用しながら、熱海の多様な魅力やイベントを、市民の皆さんを含め、日本、そして世界に発信していきます。
市長:100年後の温泉リゾートを目指して、ここから新しい目標を立てていくというタイミングに、素晴らしいメンバーが集まりました。財源も確保できて、熱海観光局という皆さんの活躍していただける舞台をようやく始動できたことを、とても嬉しく思っています。
自分の目指すところは温泉リゾートですが、観光業を憧れの産業、職場にすることが究極の目標です。
そこで働く市民を中心とした皆さんが、誇りを持てる業界にしないと「観光の力で未来をつくる」まではいきません。熱海の観光業が、給料も高く、お休みもとれて、家族も養え、きちんと未来が描ける業界、職場、観光地になり、日本の温泉リゾートの先駆けになりたいと思います。
それぞれの専門知識を存分に生かして、今のビジョンを実現できるよう、力を発揮してくれることを期待しています。
◆上田和佳(うえだかずよし)さん
熱海観光局CEO
(CEO:チーフエグゼクティブオフィサー)
詳細なプロフィールは、広報あたみ令和7年7月号に掲載しています。
◆古川咲子(ふるかわさきこ)さん
熱海観光局CMO
(CMO:チーフマーケティングオフィサー)
ザ・リッツロンドン、ザ・セントレジスボラボラリゾート、ヒルトンボラボラヌイリゾート&;スパなど、海外で5つ星クラスの高級リゾート地に勤務。その後、タヒチ観光局やドバイ経済観光庁などでスキルを磨いた後、2025年7月熱海観光局着任。
◆酒井剛士(さかいたけし)さん
熱海観光局CCO
(CCO:チーフクリエイティブオフィサー)
大学卒業後、10年間世界を巡り、海外でも働く。帰国後、(株)阪急交通社で海外ツアー企画を担当。その後、ハワイ州観光局に転職、営業部長として4年間勤務。2025年7月熱海観光局着任。
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