文化 熱海の鹿島踊(かしまおどり)

茨城県鹿島神宮の信仰から起こったといわれる鹿島踊。西相模から伊豆半島の東海岸部に多く伝わっています。
少子高齢化社会、地域コミュニティの衰退により、各市町が鹿島踊を中断や休止・廃止にする中で、市内では、來宮神社、多賀神社、下多賀神社、阿治古(あじこ)神社、初木(はつき)神社の5つの神社で伝わっています。
白い装束を着て扇子や団扇を持ち、5行×5列などの方陣や円陣に変化して踊るところは共通ですが、それぞれの鹿島踊で唄が違い、太鼓を手で持って打つか、据え置きにするか、黄金柄杓(こがねひしゃく)など、持ち物も微妙に違います。各神社の鹿島踊を実際に見て、その違いを味わってみてください。

[例年の鹿島踊奉納日]祭礼の日程は各神社の総代会などで決定されます
・7月15・16日 來宮神社例大祭(熱海市街地)
・7月19・20日 阿治古神社例大祭(網代)
・10月中旬 下多賀神社例大祭(下多賀)
・7月17・18日 初木神社例大祭(初島)
・7月28・29日 多賀神社例大祭(上多賀)

問合せ:文化交流室
【電話】0557-86-6234