健康 熱中症から身を守るために(2)

■日頃からできる予防策
(1)のどが渇く前に、こまめに水分・塩分補給
(2)昼夜問わず、エアコンや扇風機を使用して温度調整
(3)通気性や速乾性の高い衣服の着用や、日傘の使用

○高齢者は特に注意が必要!
・体内の水分が不足しがち
・暑さやのどの渇きに気づきにくい
・汗をかきにくく、体に熱がこもりやすい

まずは水分補給が重要です。食事の際や、1時間に1度アラームをかけるなど、水分補給するよう意識してほしいです。健康推進課では、出前講座の際に熱中症に関する周知もしています。
市健康推進課 青木保健師

■市民の皆さんの対策法
第1位 こまめな水分・塩分補給
第2位 エアコンなどで温度調整
第3位  暑い日の外出や屋外での運動を控える

■熱中症対策 どんなことしていますか?
・グリーンカーテンを設置しています。いくつかの植物を試した中、青いスイートピーがきれいで気に入っています。日よけで室温が下がり、電気代も少し安くなりました。
橋本清美さん

・暑い日はネッククーラーを着けて登下校しています。必ず水筒を持ち歩いて水分補給しています。
秋山蓮さん

・暑い日は体育の授業を1・2時間目にしたり、夏休み中の部活を早朝から行っていました。今後、体育館に空調が付くことで、暑い日も生徒が安心して体育など活動ができます。
瀬戸谷中学校 田中教頭先生

・昨年度から実施されている市の補助金を活用してファン付作業服を購入しました。風があると体感温度が違います。屋外での作業が多く熱中症にならないため、塩飴や凍らせた飲料水を携帯しています。
(株)エクノスワタナベ 長内皓大朗さん

■市の主な取り組み
市では、子どもや高齢者など、さまざまな世代に向けた情報発信をはじめ、涼みどころの開設やイベント、講座などを通じて、熱中症に関する予防や対策などの啓発を実施しています。ここでは、本市の熱中症対策の主な取り組みを紹介します。

(1)暑さを避けたイベントの開催や涼を感じる場の提供
[新]全国PK選手権大会 8月→5月10日(土)に開催
[新]総合防災訓練 8月または9月→10月19日(日)に開催
[新]高齢者交通安全教室 屋外→屋内で実施
・蓮華寺池公園でのミストシャワーの設置
・涼みどころの開設

(2)生活困窮者や市内保育所などのエアコン設置費を補助
[新]住民税非課税世帯に設置費などを補助(上限5万円、条件あり)

問合せ:福祉政策課
【電話】643・3161

[新]保育所などに冷房設備の更新費用を補助

(3)小・中学校の体育館に空調設備を整備
[新]令和7年度:工事5校、設計6校

(4)労働者の作業服などの購入費を補助
送風ファン付き作業服や冷却ベルトなどの購入費を補助(上限2万5千円、補助率2分の1)

問合せ:産業政策課
【電話】643・3165

(5)学校や体育施設にWBGT計測器を整備

(6)小学校に冷凍庫を整備
児童が下校時に利用するネッククーラー用の冷凍庫を整備

■涼みどころ
熱中症による健康被害を防ぐため、冷房設備のある施設を無料開放しています。気軽にご利用ください。
→涼みどころとして協力していただく店舗や事業所を随時募集しています!
日時:4月23日(水)~10月22日(水)
場所:市内83カ所
※利用日時は施設によって異なります。

■環境フェスタ“もったいない”2025 in ふじえだ・消費者フェア
テーマは「エコで涼しく!熱中症対策を学ぼう!」
日時:5月31日(土)午前10時~午後2時
場所:BiVi キャン・駅南通り
内容:展示、ステージ発表、工作体験、規格外野菜がもらえるスタンプラリー(数量限定)

問合せ:
環境政策課【電話】643・3183
健康推進課【電話】645・1111