- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県御殿場市
- 広報紙名 : 広報ごてんば 令和7年12月5日号
■ヒートショックに要注意!
《Q》ヒートショックとは?
《A》温度の急激な変化で血圧が上下し、身体に負担が掛かることです。冬場、暖房の効いた暖かい場所から寒い脱衣所へ移動し、服を脱ぐと寒さによって血管が収縮して血圧が上昇します。その後、温かい浴槽に入ると、今度は身体が急速に温まり、血管が拡張し血圧が低下します。この血圧の急激な変化に伴ってめまいや失神、心不全などの病気が起こりやすくなります。
《Q》ヒートショックを起こしやすい人は?
《A》
(1)高齢者
(2)高血圧や糖尿病、動脈硬化のある人
(3)肥満や不整脈がある人
(4)熱いお風呂が好きな人
(5)飲酒後すぐにお風呂に入る人
《Q》家庭で出来るヒートショック対策は?
《A》
(1)温度の急激な変化を避けるため、脱衣所、浴室を事前に暖めておきましょう。
(2)浴槽に入る前に、先に手足に掛け湯をしてから入浴しましょう。
(3)浴槽から急に立ち上がらないようにしましょう。
(4)家族で高齢者や心臓に病気がある人が入浴している時は、時々声掛けしてあげましょう。(5)飲酒後すぐの入浴は控えましょう。
《Q》ヒートショックになってしまったら?
《A》めまいやふらつきを感じたら、体勢を低くして気分が落ち着くまで待ち、出来れば家族を呼びましょう。また、同居している家族が、ヒートショックを起こしていることに気がついたら、直ちに救急車を呼びましょう。浴槽内にいた場合は、まずお湯を抜き、浴槽から出しましょう。人手や力が足りず、浴槽から出すのが難しい場合は、タオルや毛布でくるみ、体温の低下を防ぎましょう。
問合せ：御殿場・小山消防本部
【電話】83-0119