くらし 【特集】令和7年度 施政方針(当初予算・主要事業の紹介)

令和7年度(2025年度)の施政方針や当初予算、主要事業の概要を紹介します。施政方針の全文やその他の主要事業は、市ホームページからご覧ください。

■スマイルシティふくろいの実現に向けて
本市は、今年度、市制施行20周年を迎えました。
これまでの歩みを振り返り、市民と共に明るい未来を切り拓いていくため、「変化への適応」と「将来への備えと投資」の2軸を強化し、「チャレンジandスマイルの地域経営基盤」をアップデートしていきます。

◇変化への適応
情報を収集、整理、分析する力を強化し、状況の変化を常に正しく捉え、変化に絶えず適応していくことが重要
➡市民との建設的な対話と熟慮を重ね、状況の変化に応じて方針の見直しも柔軟に実行できる「しなやかで力強い組織」へ変革

◇将来への備えと投資
未曽有の人口減少社会に直面する中で、様々なデジタル技術を活用して、サービスの個別最適化を図ることが重要
➡財政の健全性を保ちつつ、地域社会全体の力を資源として、市民の幸福度を最大化するため、「人への投資」の充実強化と中長期的な都市基盤整備を着実に推進

■令和7年度予算のポイント
「明るい未来を拓く チャレンジandスマイル」

◇ふくろい賑わい創出プロジェクト
人口減少社会に適応し、様々な地域課題を解決していくためにも、まずは「しごと」の充実を図ることが不可欠です。
そのため、地域資源を最大限活用し、本市の「稼ぐ力」を向上させる地域産業の活性化や魅力のある働く場の創出に資する、中長期的な都市基盤整備「ふくろい賑わい創出プロジェクト」を着実に推進します。

◇未来を担う人への投資
将来にわたって、にぎわいがずっと続くまちづくりを進めていくためには、経済社会活動の前提として、全ての市民が個性と能力を発揮し、幸福と生きがいを感じることが出来る多様性があり、包摂的な地域社会の実現が重要です。
そのため、このまちの未来を担う人への投資にも積極的に取り組みます。

■令和7年度 当初予算
一般会計:400億9千万円

一般会計予算は、前年度比0.7%増の総額400億9千万円で、7年連続の増・過去最大の予算となりました。

◇歳入内訳
歳入では、給与所得の増加や企業業績が好調であることに伴い、市税が増となりました。また、国・県からの各種補助金や基金繰入金などにより財源を確保しました。

◇歳出内訳
歳出では、産業立地事業費補助金などにより商工費が、ふるさと納税事業などにより総務費が、児童手当や障害者自立支援給付など社会保障の増大に伴い民生費が増となりました。

◇会計別予算額
令和7年度の当初予算(すべての会計総額):641億6,970万円

市の予算を構成する一般会計、特別会計、企業会計の総額は641億6,970万円で、前年度比0.3%の減少となりました。
特別会計は前年度と比べ1.4%の減。うち、国民健康保険特別会計は、被保険者数の減少に伴う療養給付費の減により、4.4%の減となりました。企業会計は前年度と比べ2.9%の減。うち、下水道事業会計は、管渠築造事業の減少に伴う下水道管路建設改良費の減により、11.3%の減となりました。

※1万円未満と小数点以下第2位を四捨五入して表示

問合せ:
・画政策課企画調整係【電話】44-3105
・財政課財政係【電話】44-3159