くらし ふくろい 懐かしの風景(vol.28)

■宮の前Bガード(愛野)
愛野駅は2001年4月22日に、東海道線袋井駅と掛川駅のほぼ真ん中に開業し、今年で開業して四半世紀を迎えます。
現在、ポーラ化成袋井工場の東に東海道線と新幹線をくぐるガードがありますが、実は、このガードは愛野駅の完成以前からありました。
本紙掲載の写真は、1998年に撮影されたガードです。このガードは、国鉄時代からの正式な名称は「宮の前B」ですが、市民には通称「ポーラのガード」と呼ばれて親しまれていました。
国本方面から浅羽方面へ向かう人にとっては便利な道で交通量も多かったです。やがてカーナビが普及すると、さらに掛川方面から抜け道として使う車も多くなりました。鉄道の盛土の下を通過する道のため、幅6・3mの小さなガードでしたので、トラックがガードふさいだこともありました。
現在、このガードは愛野駅の開業に伴って改良されて広くなり、引き続き袋井市の南北交通の重要な役割を果たしています。

問合せ:生涯学習課 文化財係
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