くらし 令和6年度決算報告(1)

市では毎年、予算・決算などの財政状況を公表し、市民の皆さんから納めていただいた税金がどのように使われているのかをお知らせしています。今回は、令和6年度決算の概要などをお知らせします。
※金額と割合は、それぞれ1万円未満と小数点以下第2位を四捨五入して表示しているため各項目の和は合計額と一致しないことがあります。

〔1〕一般会計
一般会計は、保健・福祉・ごみ処理・道路や防災施設の整備など、市民の皆さんの暮らし全般に関わる事業に使われる会計です。
令和6年度の一般会計では、予算額431億3,716万円に対し、歳入決算額が418億8,681万円、歳出決算額が407億6,820万円となりました。
(歳入:前年度比8,148万円の減、歳出:前年度比5億3,232万円の増)

■歳入

歳入の36.9%を占める市税は、企業の設備投資の増加に伴い固定資産税が増加しましたが、定額減税により個人市民税が減少したことなどにより、市税全体で1.5%の減となりました。歳入総額では前年度比0.2%の減となりました。

■歳出

将来世代へ持続的発展を引き継ぐ観点から、少子高齢化に起因した諸課題や自然災害、デジタル社会への対応など、先送りすることができない課題に取り組みました。歳出総額では前年度比1.3%の増となりました。

◇令和6年度の事業
・「うみてらすDORI」休憩・交流施設が完成
・海のにぎわい創出プロジェクトを実施
・まちじゅう図書館の整備
・駅南循環線の開通
・はじめての日本語ひろば
そのほかにも…
・放課後児童クラブの新設
・土橋工業用地開発事業の推進 など

◇市民1人当たりの金額
一般会計の歳出額407億6,820万円を令和7年3月31日現在の人口87,635人で割ると、市民1人当たり約465,205円が使われた計算になります。

〔2〕特別会計
特別会計は、国民健康保険や介護保険、駐車場など特定の事業のために、一般会計と区別して使われる会計です。