その他 おまえざきのきらり輝く人

◆2025ミス・ユニバーシティ 静岡代表に選出
山本 桃花(やまもと ももか)さん

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※二次元コードは広報紙をご覧ください。

3月20日に開かれた美・知性・発信力を兼ね備えた女性を選出する「2025ベストオブ静岡大会」で、山本桃花さん(佐倉三区)が「ミス・ユニバーシティ静岡代表」に選出された。ミス・ユニバーシティは、全国の大学生や専門学生の中から、次世代リーダーを選出することを目的に開催されている。桃花さんは、9月16日に東京都で開かれる日本大会に出場し、日本一を目指す。
同大会では、ウオーキングに加え、自己PRや質疑応答の対応力なども評価され、人柄や性格が重視されるという。

▽努力で掴んだ日本一への舞台
幼少期から好奇心旺盛で活発だった桃花さん。小学4年生のとき、市制施行10周年記念事業スクラムこどもミュージカル「おれはティラノサウルスだ」に出演し、人前に出て感情を表現する楽しさを覚えた。この経験は、彼女のチャレンジ精神をさらに力強くした。
そんな桃花さんが同大会を知ったのは高校3年生の冬。知人から大会の存在や趣旨を聞き、出場を決めたものの、力及ばず不完全燃焼のまま終わってしまった。その後、再挑戦したいという思いを胸に秘めながら、看護学生として勉学に励む傍ら、姿勢や仕草、食事、言動などの習慣を正すように意識して過ごした。2年越しの出場を決意してからは、ウォーキングの特訓以外にも、新聞やニュースから社会情勢の知識を得るなど自身のレベルアップに努めた。
惜しまぬ努力が実を結び、日本大会出場への切符を手に入れた桃花さんは、「これまでの経験や練習の成果を全力で出し切り、日本一を目指します」と決意を新たにする。

▽笑顔で伝える挑戦の価値
桃花さんが人生の中で大切にしていることは、いろいろなことに臆せず挑戦すること。桃花さんは「何かに挑戦しようとするとたくさんの人と出会うことができます。目標の達成や挑戦の過程では毎回違う喜びを感じることができるんです。自分の活動を通じて挑戦することの大切さや楽しさを伝えてきたい」ととびっきりの笑顔を見せた。

▽PROFILE
やまもと ももか(佐倉三区・20歳)
高校1・2年生のときには、県の推薦枠10人のうちの1人として、全国の高校生を対象にした「全世界に通用するリーダーの育成」を目的とするサマースクールに参加した。現在は、看護学生と両立して献血ボランティアなどに取り組む。1月には「はたちの集い」実行委員になるなど、次世代のリーダーとしてさまざまな活動に取り組んでいる。