くらし 財政事情から見る菊川市(1)

1 令和6年度決算
菊川市の各会計の令和6年度決算がまとまり、9月市議会定例会で審議・認定されました。決算とは、市にどのようなお金が入り、どのように使ったかをまとめた「まちの家計簿」です。
皆さんに納めていただいた税金がどのように使われたのか、決算のあらましをお知らせします。

■一般会計※1
※1 教育・福祉や道路・公園の整備など、主に市の基本的な行政サービスを行うための会計(特定の目的のために特定の収入をもって運営している特別会計・公営企業会計以外の会計)

◇歳入額 260億5,073万円
(前年度比+43億758万円/+19.8%)

※その他…寄附金1億3,465万円(0.5%)、財産収入5,421万円(0.2%)

◇歳入の部 ( )書きは対前年度比
令和6年度の一般会計の歳入は、市税などの自主財源が122億9,324万円(25.3%増)〔構成比47.2%〕、国や県などからの収入である依存財源が137億5,748万円(15.3%増)〔構成比52.8%〕となりました。
内訳をみると、防災対策強靱化事業の実施等により分担金・負担金が20億493万円(2,746.7%)の増、小笠北認定こども園の園舎建設や菊川駅南北自由通路整備事業などの財源として、合併特例債を活用したことなどにより市債が10億6,976万円(89.2%)の増となりました。

◇市税の内訳
市税は、前年度比0.1%減の75億2,159万円となりました。主に、個人市民税において、定額減税の実施に伴う減少等が影響しています。

◇都市計画税の使途
市の都市計画税収入額は、3億4,266万円でした。都市計画税は、都市計画法に基づき行われる事業(区画整理、街路整備など)の財源の一部として活用されます。令和6年度は、以下の事業に活用しました。

◇歳出額 247億2,925万円
(前年度比+35億918万円/+16.5%)

(1)性質別の内訳

※その他…維持補修費1億9,935万円(0.8%)、災害復旧事業費8,863万円(0.4%)

(2)目的別の内訳

※その他…労働費4億1,726万円(1.7%)、商工費2億2,867万円(0.9%)、議会費1億5,008万円(0.6%)、災害復旧費8,208万円(0.3%)

◇歳出の部 ( )書きは対前年度比
歳出の性質に着目して分類したグラフです。経常的経費※1は、166億771万円〔構成67.2%〕となりました。定額減税と併せて実施した調整給付金の実施などにより、扶助費が3億7,078万円(7.9%)の増となりました。
普通建設事業費※2は、小笠北認定こども園の園舎建設や菊川駅南北自由通路整備事業などにより、11億6,289万円(43.6%)の増となりました。
行政の目的に着目して分類したグラフです。小学校における校内ネットワーク無線LAN機器の更新事業費の増などにより教育費が8億7,139万円(32.0%)の増となりました。また、中東遠消防指令センターの消防指令システム全更新事業などにより、消防費が4億2,545万円(54.6%)の増となりました。
※1 経常的経費…継続的、固定的に支出される経費。人件費、扶助費、公債費、物件費、維持補修費及び補助費等からなるもの
※2 普通建設事業費…道路、橋りょう、学校、公園など各種社会資本の新増設事業を行う際に要する経費

■昨年度のお金の使い道 ~取り組み別歳出状況~
◇子どもがいきいき育つまち
・幼保施設整備事業 7億7,084万円
・小学校施設整備事業 9,185万円

◇健康で元気に暮らせるまち
・病院費 ※病院事業会計(一般会計繰出金) 10億4,620万円
・文化会館整備事業 7,721万円

◇活気にあふれ地域の良さを伸ばすまち
・創業・事業継承支援事業 1,205万円
・茶生産経営体育成推進事業 494万円

◇快適な環境で安心して暮らせるまち
・市道赤土高橋線整備事業(掛川浜岡線バイパス整備事業) 1億8,975万円
・菊川流域治水対策事業 1億6,273万円
・分別収集等奨励事業 7,124万円

◇まちづくりに市民と行政が共に取り組むまち
・出会い・結婚サポート事業 405万円
・市制20周年記念事業 392万円

■公営企業会計
公営企業会計は、地方公営企業法の適用を受け、利用者からの料金などによって公共の利益を目的に経営する事業の会計です。

収益的収支:営業活動に伴う収支
資本的収支:施設建設・機器購入等公営企業の資本に関する収支

■特別会計
特別会計は、国民健康保険や介護保険など特定の事業を行う場合に、一般会計と区別して処理する会計です。

※金額は、1万円未満を四捨五入しているため、合計額と一致しない場合があります。