くらし 地域活性化起業人通信

■未来の学び便り vol.1
柳野 孝司(やなぎのこうじ)(48歳)
教育DXアドバイザーとして今年度4月から地域活性化起業人に着任。教育現場のデジタル化支援にあたる。

◇デジタル×アナログでより高い教育を
はじめまして、4月から河津町の地域活性化起業人に着任しました、柳野孝司です。
大阪府出身の神奈川県川崎市在住で、東京に本社があるIT系企業に勤めながら、1か月の半分は河津に来て仕事をするという2拠点生活を送っています。
活動内容は「学校教育と教職員の校務デジタル化の支援と推進」、いわゆるDX化(デジタルトランスフォーメーション)を進めることです。いままで不便だったことや不都合が生じていたことを、先生や子どもたちがデジタルの力を使って自ら解決できるようになることを目標に、情報機器や情報そのものの取り扱いに関する環境整備とルール作り、先生との面談、総合学習の授業に参加させて頂いて支援するなど、多岐にわたって活動しています。また、起業人に着任して初めて河津町を訪れたのですが、地域のみなさんが温かく受け入れてくださり、海も山も綺麗で食事も美味しく(特に新鮮なお刺身が安く食べられる!)、仕事で来ていながらも都会での疲れが癒されています。
これからも先生や地域のみなさんと力を合わせて、デジタルの良さだけでなくアナログの良さの両方をバランスよく活用して、より質の高い教育を提供できるように、そして先生たちの負担が少しでも軽減できるように頑張っていきます。