- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県小山町
- 広報紙名 : 広報おやま 令和7年12月号
『新東名高速』
小山町長 込山正秀
半世紀余前、東京‐小牧を結ぶ東名高速道路が開通した。交通網の発達は我々の日常に大きな変化をもたらした。当時、私は好奇心旺盛な20代。一つの道に学びや刺激をうけた記憶がかすかに脳裏にある。
第2東海自動車道(新東名)の計画を知ったのは1970年代後半だったと思う。21世紀に向かうワクワク感を覚えた。もしかしたら、この頃に政治というものの面白さに気付き、関心が深くなったのかもしれない。
計画から40年余、施行命令から22年を経た2016年2月、新東名御殿場JCT‐豊田東JCT間が開通した。神奈川県内は2022年4月に海老名南JCT‐新秦野IC間が開通した。
残る新秦野IC‐新御殿場IC間については、先日開通予定時期を2027年度から1年以上延期するという通知がなされた。
小山町は新東名高速道路の開通を視野に、多くの企業が進出してきている。また、来訪者を見込んで(仮称)小山PA周辺に多くの商業施設の工事が進んでいる。新御殿場IC‐(仮称)小山PA間の工事は進んでいる。
じっとしてはいられない。この間の早期供用開始をお願いすることが急務と、関係者に働きかけを始めた。
