くらし 皆さんの大切なお金はこのように使いました 令和6年度 決算報告
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- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県小山町
- 広報紙名 : 広報おやま 令和7年10月号
令和6年度は、湯船原地区への企業立地の成果が表れ、固定資産税が安定して増えたことにより、歳入の根幹である町税が大幅な増収となりました。
一方、歳出については、民間こども園施設型給付や児童手当等に伴う扶助費などの義務的経費が増加しました。
主な施策として、地方債を活用し、教育施設の長寿命化改修事業や消防庁舎整備事業などを実施し教育環境や地域防災力の向上を図りました。そのほか、ふるさと納税の寄附金により積立てた基金を活用し、子どもたちのデジタル学習環境を充実させるため小中学校デジタル学習環境構築事業の実施や、安全で快適な道路環境を維持するため町道整備事業などに取り組みました。
また、「ふじのくにのフロンティアを拓く取組」として、足柄SA周辺地区町道整備、新東名関連町道整備などを推進しました。
◆歳入
令和6年度一般会計の歳入総額は、161億9923万7千円で、前年度と比較すると全体で11億6807万円増加し、7・8%の増となりました。
増加したものは、町税が1億1288万4千円の増、寄附金がふるさと寄附金の増大などにより6億465万3千円の増が主なものです。
一方、減少したものは、県支出金が11億9585万円の減、前年度からの繰越金が6771万5千円の減が主なものです。
◆歳出
令和6年度一般会計の歳出総額は、155億1962万7千円で、前年度と比較すると全体で10億4623万6千円増加し、7・2%の増となりました。
総務費は36億914万円で全体の23・2%、民生費は29億4296万9千円で全体の19・0%、これらが全体の大きな割合を占めました。
目的別にみると、増加したものは、総務費が、ふるさと納税返礼品等のふるさと振興事業費の増額などにより9億4633万1千円の増、消防費が消防庁舎整備事業などの増額により7億1567万円の増が主なものです。
一方、減少したものは農林水産業費が産地パワーアップ事業の完了等により10億9504万5千円の減、商工労働費が地域産業立地事業費補助金の減額などにより5億18万3千円の減が主なものです。
◆特別会計