- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県小山町
- 広報紙名 : 広報おやま 令和7年10月号
◆いつまでも美しく雄大な富士山に-第46回富士山一斉清掃
8月23日(土)、冨士浅間神社からふじあざみラインを通って須走口五合目、登山道までの清掃を行う、富士山一斉清掃が行われました。
今年は企業懇話会や区長会、小山秀峰山岳会など40団体が須走総合グラウンドに集合し、富士山憲章を唱和するなど富士山美化への意識を高めました。その後、それぞれ班ごとに割り振られたポイントへ移動して清掃作業を行いました。
作業には小さなお子さんや小・中学生などを含む350人以上が参加し、ふじあざみラインや冨士浅間神社周辺、五合目、小富士などを歩きながら落ちているごみを拾い、美化を促進していました。
◆今年も無事に閉山を迎える-富士山須走口五合目閉山式
9月10日(水)、須走の冨士浅間神社で富士山須走口五合目閉山式が行われました。
夏の終わりに、今年も無事に閉山できたことへの感謝の気持ちで厳かに式典は行われました。小山町観光協会会長の鈴木萬利子(まりこ)さんは、「今年は、新たに入山料の徴収が始まり、町には須走口五合目救護所を設けていただきました。開山期間中は大勢の皆さんに助けていただき、今日を迎えることができ感謝でいっぱいです。一方で、今年も下山道間違いが多くあったのは、今後の課題です。」と挨拶がありました。今年度、設置した須走五合目救護所では、開山期間の63日間で169人の利用者がありました。
◆ハグロトンボがいーっぱい!-株式会社ジーシー富士小山工場見学andハグロトンボ観察会
8月25日(月)、株式会社ジーシー富士小山工場の工場見学と、敷地内ビオトープでのハグロトンボ観察会が行われました。
工場見学では、手作業で機械を組み立てている部署の見学や歯科医院で使われている機器を実際に操作する、貴重な経験ができました。ビオトープの見学では多くの種類の生物が住んでいました。参加した子どもは、「トンボ博士がいろいろ教えてくれた。トンボやオタマジャクシを触れて楽しかった」と楽しそうに感想を話してくれました。
◆今年も小山町が勝利しました!-第54回足柄峠笛まつり
9月14日(日)、足柄峠で足柄峠笛まつりが行われました。
この祭りは、足柄峠を挟んで隣接する神奈川県南足柄市と町が共同で開催しており、平安時代の故事にちなんだ笛塚供養式を執り行ったほか、ステージイベントなど様々な催しで盛り上がりました。
毎年恒例の領地争奪綱引き合戦では、神奈川県副知事や南足柄市長などと熾烈(しれつ)な争いを繰り広げ、昨年に引き続き見事勝利を収めました。
◆箱根駅伝のスピード、速すぎる!-成美小学校アサフィット
9月11日(木)、成美小学校でアサフィットが行われました。
アサフィットとは、町内小学校で、児童の体力の向上や生活習慣の改善を目的に取り組んでいる活動です。今回、成美小学校には特別講師として、青山学院大学陸上競技部出身で町役場職員の渡辺大地さんが子どもたちに速く走るコツを伝授しました。前半は、体育館で速く走るために大切な3要素、腕の振り方、走る姿勢、足の使い方をレクチャーしました。後半はグラウンドで、「だるまさんが転んだ」の応用など普段の遊びの中でも工夫することで速く走る練習になることを伝えました。6年生の加藤竜輝さんは、「渡辺大地さんから速く走る秘訣を教えてもらえて、すごく楽しいトレーニングができました」とうれしそうに話してくれました。
◆ゴミの分別ってすごく大事!-環境基本計画出前講座
9月3日(水)、小山中学校で環境教育事業「環境基本計画出前講座」が行われました。
小山町環境基本計画に基づき、次世代層の環境意識の醸成を目的として、学年ごと異なるテーマで講座が行われました。「廃棄物から考える小山町の環境」をテーマに講座が行われた2年生では、廃棄物について、クイズやグループワークを通して学びました。山本彩美さんは、「普段何気なく捨てているゴミも減らせることに気づいた。今後は、ティッシュを半分に折って使うなど、少しずつでもゴミを減らしていきたい」と話してくれました。