しごと 風薫る 新茶シーズン到来

■「遠州森の茶」の新茶をPR
4月15日、中川地内の茶園で、森町茶業振興協議会(太田康雄会長)の主催による新茶の初摘みが行われました。茶娘姿のプロモーション大使や生産者の代表ら6名が参加し、新芽を丁寧に手摘みしました。

■献茶祭で茶業の振興を願う
4月15日、小國神社で森町茶商組合(大石敏勝組合長)主催による第18回献茶祭が行われました。毎年の新茶シーズンを前に、神前に煎茶をお供えし、町の茶業振興を祈願するもので、町内の茶商や生産者、JAの関係者ら9人が出席しました。今年も、煎茶道静風流の守本湖堂さん、天野智堂さんがお点前を奉仕し、神前に茶を供えました。続いて遠州森の献茶式が開催され、大石組合長は「国内需要の低迷により厳しい状況ではあるが、海外需要のある抹茶だけでなく煎茶の生産についても引き続き尽力していく」と挨拶しました。

■茶業者大会を開催
4月11日、文化会館小ホールで森町茶業振興協議会主催による第42回森町茶業者大会が開催されました。会長の太田町長は「遠州森の茶の名声をさらに高めるため、生産者と販売者が一体となって取り組んでいきましょう」と挨拶しました。優良生産者の表彰や本年度事業計画案の承認を行った後、株式会社カクニ茶藤常務取締役黒川慶氏による記念講演が行われました。出席者は有機栽培茶の輸出に関する取組などについて学び、茶業振興への決意を新たにしました。

被表彰者は次のとおり
▼第46回森町荒茶品評会
▽ハサミの部
優等 花島園
1等 大場英昭

▼第45回森町茶園共進会
▽成木園の部
優等 大場英昭
1等 花島園

▽更新園の部
優等 小澤製茶
1等 花島園

*新茶初取引は4月21日に行われました。詳しくは広報もりまち6月号でお知らせします。