- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県森町
- 広報紙名 : 広報もりまち 令和7年11月号
■9月23日は「手話言語の国際デー」
9月21日、太田川親水公園で三木の里手話サークルによるブルーライトアップが行われました。これは、9月23日の「手話言語の国際デー」と「手話の日」に合わせ、手話や聴覚障がい者への理解を広げることを目的としたもので、町内で初めて行われました。世界ろう連盟のロゴカラーである青色の照明が使われ、ペットボトルなどで作ったオブジェがライトアップされました。参加者からは「手話への理解が広がるように願いを込めて準備しました。点灯の瞬間は心が一つになりました。」との感想が聞かれました。
■映画を通して認知症について考える
9月21日、文化会館で映画「ぼけますから、よろしくお願いします。」の上映が行われました。これは認知症普及啓発事業の一環として行われたもので、70人が観賞しました。映画の内容は認知症を抱える母と、その母を介護する父の1200日間にわたる日常を娘が記録したドキュメンタリーで、上映後には、地域包括支援センターによる認知症の症状や介護、相談についての説明がありました。参加者は認知症がある人もない人も、共に地域で生活していくことの大切さを学びました。
■山名神社舞楽保存会が飯田小で草刈り
9月28日、飯田小学校で山名神社天王祭舞楽保存会(中村雅好会長)による敷地内の草刈りが行われました。山名神社の舞は通常7月に奉納されますが、12月7日の静岡県民俗芸能フェスティバルでも特別に披露される予定です。(詳細は本紙16ページに掲載)
■愛犬と一緒にアクティ森を満喫!
10月4日と5日の2日間、アクティ森で「ワンダフルイベント~秋風香る中で~」が開催されました。イベント限定でプライベートドッグランが設置されたほか、愛犬と一緒に陶芸体験をすることができました。
■監査委員に朝比奈篤氏、教育委員に佐藤佐和子氏を再任
10月1日、町長室で監査委員及び教育委員任命式が行われ、監査委員に朝比奈篤氏、教育委員に佐藤佐和子氏がそれぞれ再任されました。任期は、令和11年9月30日までの4年間です。
■「小國神社・開運線」が50年ぶりに復活
10月3日、小國神社でバス路線の開通式典が行われました。JR袋井駅から天竜浜名湖鉄道遠州森駅を経由し神社まで直行する「小國神社·開運線」は、路線バスとして約50年ぶりに復活。秋葉バスサービス(山田光社長)が県の支援事業を活用し、観光協会や商工会の協力のもと10月から実証運行を開始しました。山田社長は「公共交通のアクセスとして参拝客に有効に活用してほしい」と話しました。将来的な本格運行に向け、利用状況などの検証を進めていきます。
■男女共同参画イベントを開催
10月5日、pieces(ピーシーズ)(仲横町)で、一般社団法人モリマチリノベーションによるイベント「料理すること、食べること」が開催されました。これは男女共同参画普及啓発事業の第3弾として教育委員会が共催し、参加者が一緒に料理をすることで固定的な性別役割分担意識の解消など、男女共同参画への理解を深めることを目的としています。今回は耐熱性の高いポリ袋(アイラップ)を使い、手軽に出来る料理を学びました。参加者からは「手軽にできる方法を教えてもらえて良かった。」「とてもおいしくできた。」などの感想が聞かれました。
■第72回全国茶審査技術大会で団体準優勝
10月15日、石田宏之氏(石田茶店)、松浦泰隆氏(松浦製茶)、大場邦浩氏(おさだ製茶)の3名が太田町長を表敬訪問しました。9月12日に東京都で開催された第72回全国茶審査技術大会へ静岡県茶業青年団のメンバーとして出場し、団体では準優勝、個人では石田氏が5位、松浦氏が7位という成績を収めたことを報告しました(大場氏はオブザーバー枠で出場)。石田氏と松浦氏は「全国大会に出場することが難しい中、優秀な成績を残すことができてうれしい。」と話しました。
■家族介護者教室でACPについて知る
10月17日、保健福祉センターで家族介護者教室が開催され、17人が参加しました。同教室は、在宅で家族の介護をしている方やしていた方を対象に、介護に役立つ知識を学んだり、リフレッシュしたりする場を提供することを目的に年間6回開催されています。今回は、公立森町病院院長の中村昌樹先生を講師に招き「介護者のためのACP(アドバンス・ケア・プランニング)」と題し、講演会が行われました。その後の座談会では、参加者が中村先生と積極的に意見を交わしていました。
■公益信託図書助成基金贈呈式及び講演会
10月19日、文化会館で公益信託図書助成基金贈呈式が行われ、運営委員長の浅羽浩氏から野口教育長へ図書資料の目録が手渡されました。森町立図書館では、20年以上にわたり同基金から毎年児童書等の寄贈を受けています。今回は特別に贈呈式に合わせて講演会が開催され、小説家のいぬじゅん氏が森町を舞台とした作品の誕生秘話などについて語り、参加者は興味深く聞き入りました。
