くらし Story わたし物語

■「岡崎の名を全国に!」を合言葉に、サッカーで岡崎を盛り上げる!

井幡 博康(いばた ひろやす)さん
FCマルヤス岡崎 監督

FCマルヤス岡崎は、今年4月に岡崎市に本社を移転し9月には創業70年を迎えるマルヤス工業株式会社のサッカークラブで、Jリーグに次ぐアマチュア最高峰のリーグ「日本フットボールリーグ(JFL)」に所属しています。
今シーズンのスローガンは「“win”~己に勝つ・和で勝つ・魅せて勝つ~」。井幡監督は「トレーニングは己との戦いです。己に勝ち、試合に出場することが第1歩」だと話します。“和”は、マルヤス工業株式会社の行動指針でもあります。「選手や監督だけでなく、クラブの運営陣を含め組織一丸となって勝ちに執着する」とマルヤス魂を燃やします。そして、“魅せる”。サッカーは足が速い、身体が強いといったフィジカル面が重視されますが「FCマルヤス岡崎が目指すのは見ている人を魅了して勝つサッカー」だと言います。「我がクラブには体格が比較的小さい選手が多いですが、俊敏さ、細やかさが武器になる。昨シーズンは引き分けで勝ち切れない試合が多かったですが、今シーズンは結果を出すことで岡崎の皆さんに喜んでもらいたい」と意気込みます。
今シーズンのFCマルヤス岡崎は「フレッシュ」です。新加入の選手を11人迎え、既存選手の刺激にもなる新しい風を吹き入れました。そして注目すべきは選手の年齢層。JFLに所属するクラブはチーム補強のためにJリーグで活躍していたベテラン選手を獲得することが多い中、FCマルヤス岡崎には学生や地域リーグから加入する若手選手が多いのが特徴です。井幡監督は「成長途中の選手を育て、強くなっていくクラブの姿に期待してほしい」と話します。
FCマルヤス岡崎の活躍は試合だけにとどまりません。市内の子どもたちにサッカー教室を開催するなど、スポーツで岡崎を盛り上げる活動も行い、岡崎の子どもたちに希望と勇気を与えています。「こうした活動を通じて皆さんにクラブのことを知ってもらえるのは選手にとっても貴重な機会。皆さんからの応援が選手の背中を押してくれます」と感謝の気持ちをみせる井幡監督。FCマルヤス岡崎は岡崎中の応援を力に勝利を重ね、岡崎の名を全国に轟(とどろ)かせてくれるでしょう。

FCマルヤス岡崎インスタグラムもチェック
@fcmaruyasuokazaki