子育て 蔵出し日記

■市内5つの県立高校の生徒が市報記事を作成!
第2回目は、半田東高等学校です。
市内の高校に通う学生が、普段の高校生活を送るなかで気になる話題を、高校生独自の視線で発信します。
※記事の内容は高校生ライターの意見や表現を反映しており、編集は最小限に留めています。

◎高校生レポーター
半田東高校S.I

◯半田の魅力的な風景
私は半田市で生まれ育ちました。市内の小中学生の夏休みの宿題のひとつに、半田市が主催する絵画コンクールがあります。私は小学1年生から9年間、毎年応募していました。その時期になると、夏休みの前からいろいろ探して回りました。
醸造の町ならではの半田運河付近、読書好きの自分にとって心がワクワクする半田市立図書館、半田市出身の作家である新美南吉にちなんだ南吉時計台、歴史が感じられる赤レンガ建物…。日常生活で見る何気ない風景ですが、こういう機会に改めて探してみると、ステキな場所が多くあるなと感じる良い機会でした。
その中でも私のおすすめの場所は、季節限定でモッコウバラが楽しめる小栗家住宅です。白くて小さなモッコウバラが美しく咲く様子をぜひ見てもらいたいと思います。その他にも、半田市の街並みや神社、山車祭りなど、歴史を感じられる魅力的なものが多くあることは、半田市の自慢です。

◯半田東高校での日々
私が通っている半田東高校は、「一心不乱」の校訓のもと、勉強と行事に力を入れている学校です。年に2回の球技大会や体育祭、文化祭では各クラスが優勝を目指して一致団結します。行事すべての結果の合計でもらえる「カモメダル」は、仲間と一緒に頑張ったごほうびです。学習面でのサポートも充実していて、親身になって教えてくれる先生方のおかげで、勉強を頑張ってみようというやる気に繋がっています。
2年生の大きな行事は何といっても修学旅行!二泊三日の沖縄の旅でした。飛行機に乗ったこと、沖縄の街並み散策や文化的建物を見学したこと、みんなと一緒の食事やおやつ。友達と楽しい時間を過ごしたことは、とても大切な思い出になりました。また、平和学習として、ひめゆりの塔や平和記念公園にも訪れました。特にひめゆりの塔では、自分と同年代の少女たちの戦争体験を見聞きして、今まで遠い存在だと思っていた戦争の話が身近に感じられました。小説や映画で知るだけでなく、実際に訪問して響くことがある「百聞は一見に如かず」だと感じる経験になりました。