- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県春日井市
- 広報紙名 : 広報春日井 令和7年10月号
市長
石黒 直樹
■おめでとう!王子硬式野球部!21年ぶりの都市対抗野球大会優勝‼
秋の涼しさを感じる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、8月28日から9月8日までの間、社会人野球の最高峰、第96回都市対抗野球大会が東京ドームで開催されました。9月8日、夜に行われた決勝戦では、わがまち春日井市代表である王子が岡崎市代表の三菱自動車岡崎に勝利し、栄光の「黒獅子旗(優勝旗)」を奪還。21年ぶり2度目の優勝を決めました。
春日井市からは試合ごとに大応援団が上京、観戦、応援。毎試合劇的な展開で、大会を通して観客を大いに沸かせてくれました。
特に、私が始球式を任された1回戦のパナソニック戦では、延長タイ・ブレークの末に夢のようなサヨナラ勝ち。準決勝のヤマハ戦でも、厳しい試合展開の中、代打の選手が3ランホームランを放ち逆転するなど、持ち前の勝負強さ、粘り強さがここでも遺憾なく発揮されました。
決勝戦は愛知県勢対決となった三菱自動車岡崎との激闘。私は試合開始前、大応援団を代表してスタンドのステージに立ち「フレーフレー王子!フレーフレー春日井!」と魂を込めて大きな声で選手にエールを送りました。
そして、プレイボール。1点を追うスリリングな展開の中、八回裏、相手のエラーをきっかけに同点に追いつきました。続く犠牲フライで勝ち越した瞬間、スタンドは地響きがするような大歓声で満ちあふれました。また、投手陣も3人の見事な継投で相手打線を1点に抑えゲームセット。ドーム全体にこの日一番の喜びの大歓声が響き渡りました。
ベテラン選手と新人選手が織りなす、最後まで諦めないひたむきな姿と、チーム一丸となった戦いぶりに、応援する私たちは「春日井愛」にあふれる大きな感動に包まれました。優勝という歴史的な瞬間を、監督を始め選手そしてスタッフの皆さんと分かち合えた喜びは、私たち市民にとって生涯忘れられない宝物となりました。まさに、王子の優勝は春日井市の活力!明日への希望!
優勝おめでとう!来年も東京ドームで最高のプレーを期待しています。
「フレーフレー王子!フレーフレー春日井!」