くらし 【特集1】LET’S多文化共生!~みんなでたのしくくらしやすいまちに~
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- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県豊川市
- 広報紙名 : 広報とよかわ 令和7年12月号
市では、平成22年に「第1次豊川市多文化共生推進プラン」を策定し、日本人市民と外国人市民が互いを理解し合い共生する「多文化共生」社会を作り上げるため、さまざまな取り組みを行ってきました。外国人市民の数が年々増加し続けていることを踏まえ、より実効性の高い多文化共生施策を総合的に進めるため、令和7年3月に第4次となるプランを策定しました。今回の特集では、外国人市民や外国人市民の生活を支える人たちの声とともに、市が行っている活動を紹介します。皆さんも多文化共生について考えてみませんか。詳しいことは、市民協働国際課へお問い合わせください。
【電話】0533-89-2158
■市における外国人市民の国籍別人口(令和7年9月1日現在)
ブラジル:3,042人
ベトナム:2,083人
フィリピン:952人
インドネシア:633人
ペルー:485人
その他:1,716人
■外国人市民の人口推移(各年4月1日現在)
◇市総人口に占める外国人市民割合
令和7年:4.7%
令和6年:4.5%
令和5年:4.1%
令和4年:3.7%
令和3年:3.8%
令和2年:3.7%
平成31年:3.5%
平成30年:3.1%
平成29年:2.9%
平成28年:2.7%
平成27年:2.7%
◇外国人市民人口
令和7年:8753人
令和6年:8282人
令和5年:7542人
令和4年:6871人
令和3年:6921人
令和2年:6849人
平成31年:6387人
平成30年:5767人
平成29年:5352人
平成28年:5013人
平成27年:4857人
■こぎつね教室
日本語が不十分で、小・中学校に不登校や不就学などとなっている外国にルーツのある児童・生徒のために、初期日本語指導を行う「こぎつね教室」を開設しています。
◇インタビュー
こぎつね教室 日本語指導員 木村有紀さん
こぎつね教室の日本語指導員になり、今年で13年目になります。
教室では日本語を教えるだけでなく、節分や七夕など季節の行事を一緒に楽しんでいます。日本語が分からない子どもたちが教室での学習を通して日本語や日本文化を学んでいく過程に携わることができ、子どもたちの支えになれるところがやりがいです。
■多文化子育てイベント
日本人も外国人も親子で参加できるイベントを年1回開催!
・昨年のイベントでは、母国と日本の子育ての違いに驚いたことを話してもらいました。
・多言語で絵本の読み聞かせ。外国の絵本に興味津々!
■困っている外国人市民がいたら紹介しよう!お役立ちツール
◇通訳案内バッジ
市役所で、多言語による簡単な会話で対応ができる職員が言語別のバッジを身に着けています。
◇市ホームページ外国人向けページ For Foreigners がいこくじんのかたへ
外国人の方がよく見るページをまとめています。翻訳機能を利用し、ぜひ、ご活用ください。
◇資源・ごみ分別アプリ「さんあ~る」
ゴミ出しのルールや分別方法、収集日カレンダーなどをポルトガル語・英語・中国語・ベトナム語の4言語で見ることができます。
◇【多言語版】とよかわ安心メール
市からの防災情報や市政情報などを多言語による電子メールでお知らせするサービスです。
■姉妹都市・友好都市交流事業
国際感覚豊かな市民を育成するため、姉妹都市・キュパティーノ市と友好都市・無錫市新呉区との交流を行っています。
・キュパティーノ市と毎年6・10月に中学生使節団の相互派遣交流を行い、かけがえのない友情を築いています。
・毎年キュパティーノ市・無錫市新呉区と豊川市の小・中学生が制作した美術作品を交換し、2月に展覧会を行っています。
■地域活動への参加促進
地域活動に参加してもらうため、外国人市民に向けて啓発活動を行っています。
・町内会で開催された防災訓練の様子。外国人市民も参加しました。
・町内会加入啓発チラシを全8言語で作成しています。
■やさしい日本語 外国人との新しいコミュニケーション方法!
◎やさしい日本語とは
外国人や高齢者、障害がある方などにも分かりやすく配慮した簡単な日本語のこと。小学1年生から3年生が理解できるぐらいの日本語が目安です。
《やさしい日本語に置き換えてみよう!》
・避難は逃げる
・雨天は雨の日
・ご記入くださいは書いてください
・週末は土曜日と日曜日
・たぶん、おそらく、約のような曖昧な表現はやめましょう!
