くらし 行政and暮らしの情報〔子育て・健康〕(2)

■1月の母子健康診査、教室のお知らせ
会場・予約先・問い合わせは保健センター

・乳幼児健康診査はすべて1~2時間程度かかります。乳幼児健康診査を受けていない方は保健センターの保健師がご家庭を訪問します。
・麻しん(はしか)、風しん(三日ばしか)、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、とびひ等にかかっている方は、医師の許可が出てからお越しください。
・予約制の場合は、定員になり次第締め切らせていただきます。
・暴風警報等が、愛知県西部地方に発令された場合は実施できないことがありますので、保健センターにお問い合わせください。

◆あなたの健康づくりを応援します
保健師・管理栄養士が担当します。

問合:保健センター(総合保健福祉センター内)
所在地:上之町1-60
【電話】23-1551


上記医療機関を受診される場合は、それぞれの時間外窓口に事前に電話確認のうえ受診してください。

■12月1日は世界エイズデー
世界エイズデーは、世界レベルでのエイズのまん延防止と患者・感染者に対する差別や偏見の解消を図ることを目的として定められました。この機会にエイズの正しい知識を身につけましょう。

◆エイズとは
エイズ(後天性免疫不全症候群)は、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)の感染によって起こります。
HIVに感染すると、免疫力が低下します。そして、健康な時は自分の力で抑えることができた病気にかかりやすくなります。抵抗力が落ちることで発症する疾患のうち、代表的な23の指標疾患が決められており、これらを発症した時点でエイズ発症と診断されます。
HIVに感染しても、早期に治療を開始することでエイズの発症を防ぎ、感染していない人と同じように長く、健康的な社会生活を送ることができます。

◆感染経路
HIVは主に(1)性行為による感染(2)血液感染(3)母子感染の3つの経路で感染します。日本国内では性行為による感染が約8割を占め、その多くが男性同性間の性行為による感染です。HIV感染を防ぐためにはコンドームを正しく使用することが重要です。
本来、HIVの感染力は弱く、特定の条件が整わなければ感染しないため、日常生活で感染することはありません。正しい知識を持つことが予防するうえで大切です。

◆日本におけるエイズの発生状況
令和6年新規HIV感染者・エイズ患者
新規HIV感染者:664件
新規エイズ患者:336件
報告数1,000件新規報告数は昨年より増加傾向です。新規報告数の約3割がエイズを発症して見つかっており、早期発見が重要です。HIV感染リスクがある方は、積極的に検査を受けましょう。

◆早期発見のために
HIV感染の有無はHIV検査を受けることでしかわかりません。検査は抗体検査で行います。感染の有無をはっきり確認したいときは、感染の可能性のある機会から3カ月以上たってから検査を受けてください。まずは自分の感染について知ることが早期治療への近道です。

◆HIV検査はどこで受ける?
HIV検査は保健所、病院、クリニックなどで受けることができます。また、全国の保健所では、無料・匿名で検査を受けることができます。HIV感染の心配が少しでもあれば、検査を受けるようにしましょう。
愛知県の検査実施保健所については本紙27ページの二次元コードをご確認ください。
※検査を希望される場合は、事前にホームページの確認をお願いします。

問合:津島保健所
【電話】24-6999