イベント 市制施行75周年記念市民劇

あの日の願いが、時を越える︱

日時:8月31日(日) 14時 (30分前開場)

家の⽚付け中に曽祖母の繭⽟を見つけた⾼校⽣・⾐織。
不思議な⽷に導かれ、たどり着いたのは1921年(大正10年)の養蚕に励む刈谷の町だった。
仲間たちとの出会い、民話に秘められた命の物語、そして、未来へ託す⼩さな希望─。時を越え、⾐織が紡ぐ、もう一人の私のHistory。

場所:総合文化センター大ホール
費用:
・大人…前売3,000円(当日3,500円)
・中学⽣以下…前売2,000円(当日2,500円)
※全席指定
※4歳未満膝上鑑賞無料
※車いす席を希望する場合は、総合文化センターへ。
チケット販売所(販売中):
・総合文化センター窓口 10時~21時
・総合文化センターオンラインチケット
・観光案内所
・チケットぴあ (Pコード…534-193)
・ローソンチケット (Lコード…43501)
注意点:
・購入時に手数料が必要になる場合があります。
・申込変更・キャンセル不可。
※この公演は、宝くじの助成金で実施するものです。

◆脚本・演出 川村ミチル
演出家、劇作家、俳優。劇団そらのゆめ主宰。俳優として全国での公演活動を2,000ステージ以上行う。市制施行65周年記念市民劇「はるかにつながる空の下」の脚本・演出も務めた。

▽コメント
歴史を知り未来を想像する力を持って、今を⽣きる私たちが元気になれるような優しく力強い作品にしたいです。出演者が非常に意欲的なので、面白い作品になると思います。

▽キャスト
~公募参加のみなさん (敬称略)~
※詳しくは本紙をご覧ください。

◆文化工房かりや 代表 久保田富士子さん
文化工房かりやは、総合文化センターを拠点に地域や社会への貢献を目的として、刈谷の新たな魅力を市民の視点から創造発信しているボランティアグループです。
市制施行75周年の節目を前に「刈谷の過去を知り、未来を創る」をテーマに、各方面の著名な人から話を聞く5回の講座と、産業都市になる前の刈谷で行われていた養蚕文化を体験するワークショップを実施し、刈谷の歴史を学び、語り合い、創作を通して思いを共有する活動を重ねてきました。
これらの取組を基に、10代から70代まで、総勢44人の参加者と共に創り上げる市民劇「もう一人の私のHistory」を上演します。劇中には、刈谷のまちや民話が登場するため、市民の皆さんに身近に感じていただける劇になっています。先人たちの努力によって今の刈谷があり、これからどのようにステップアップしていくかを考えるきっかけになるとうれしいです。

文化工房かりや Instagram
※二次元コードは本紙参照

◆現代の高校生・衣織役 朝岡南衣さん
▽今回演じる衣織について
台本を読んだときに、⾐織は落ち着いている⾼校⽣だと感じました。現代の⾼校⽣が大正時代にタイムスリップする話なので、優等⽣になりすぎず、元気な今どきの⾼校⽣を演じるよう心掛けています。

▽練習で力を入れていること
現代の人たちで大正時代の様子を創り上げるため、振る舞いや言葉遣い、イントネーションなどを考えて、教科書で調べたり、みんなで話し合ったりして試行錯誤しながら進めています。

▽注目してほしい場面
劇の後半に大正時代の青年・庄一とデュエットする場面があり、それまで元気だった⾐織がしんみりとした雰囲気になり、空気がガラッと変わる様子に注目してほしいです。

◆大正時代の青年・庄一役 影山滉紀さん
▽今回演じる庄一について
村の中心人物の長男で、自身も勉強したい気持ちがありながら、村のみんなを気遣う心優しい青年を演じています。

▽練習で力を入れていること
舞台が大正時代なので、常に姿勢を良くするよう意識しています。

▽注目してほしい場面
後半の⾐織とのデュエットと、父との掛け合いの迫力に注目してください。刈谷の昔話が出てくる場面もあるので、市民の皆さんもより刈谷を知ることができる劇だと思います。

◆参加者の皆さん
・みんなが楽しめて感動できる最⾼に楽しい公演にしたいです。(10代)
・自分が⽣まれる前の話をこの舞台を通じて伝えられるすてきな機会に恵まれて、感謝の気持ちでいっぱいです。(30代)
・世代を超えたつながりが実感できる舞台になっています。大人の文化祭みたいで楽しいです。(50代)
・市民として、演じることで刈谷に貢献したいと思っています。いい機会を与えていただきました。(60代)

※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:総合文化センター
【電話】21-7430