- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県刈谷市
- 広報紙名 : かりや市民だより 令和7年8月1日号
スポーツ推進委員は、気軽にスポーツに触れられるきっかけをつくり、スポーツの力や楽しさを伝えています。今回は、現在委員として活動している加藤さんと興梠さんの2人にお話を聞きました(以下敬称略)。
●スポーツ推進委員はどんな取組をしていますか?
加藤:私たちスポーツ推進委員は、スポーツに触れるきっかけづくりを目的に、市民の健康増進や健康寿命の延伸にも貢献するため、各地区や団体と協力し、幅広い世代の方が気軽に楽しめるスポーツの場を提供しています。
興梠:具体的には、大きなイベントを企画・運営する事業部、誰でも簡単に取り組めるニュースポーツを普及する推進部、そのほか研修部、広報部の4部会に分かれて取り組んでいます。
●委員となったきっかけは?
興梠:私はもともと総合型地域スポーツクラブに参加していて、そこでオファーをいただいて委員になりました。子育てをしながらだったので最初は少し不安がありましたが、皆さんが助けてくださるので、今となっては子育て中の良い気分転換になっています。
加藤:私は以前、地区で子ども会の子たちにドッジボールの指導をしていたのがきっかけで、当時の地区委員の方に誘っていただきました。
興梠:私たちはたまたまスポーツ関連のきっかけがありましたが、そうでない人もたくさんいます。
●それぞれの委員での役割は?
加藤:私は今年12年目で、今はスポーツ推進委員協議会の副会長も務めながら、推進部でスポーツふれあいdayなどを通してソフトバレーボールやボッチャなどニュースポーツの普及に取り組んでいます。
興梠:4年目になる今年は事業部に所属し、主に刈谷GOGOウォーキングを担当しています。市制施行75周年ということもあり、例年とは一味違う特別イベントも考えています。市ホームタウンパートナーチームや来年度のアジア・アジアパラ競技大会とのコラボ企画、ニュースポーツ体験会などができたらいいなと進めているところです。
加藤:確かに大変なこともありますが、今回の刈谷GOGOウォーキングの企画など、自分たちのアイデアが反映されて、たくさんの人に楽しんでもらえるとすごくやりがいを感じますね。
●スポーツ推進委員の今後の目標
興梠:近年徐々に小中学生の部活動の時間が減っていたり、部活動自体がなくなったりしています。教育現場でのそういう動きは仕方ないと思うので、子どもたちが気軽にスポーツに取り組める場所を提供しながら、各種スポー・・ツの経験者とつなげられる存在を目指していきたいです。
加藤:興梠さんの言うとおり、学校での部活動が少なくなってしまうので、そういうところを担える組織になれればと思っています。そのためにも、スポーツふれあいdayなどをもっと浸透させて、より気軽に参加できるイベント運営をしていきたいです。
●未来のスポーツ推進委員へ
興梠:子どもも参加できる場もたくさんありますので、特に小学生くらいの子を子育て中の方にはピッタリの委員だと思います。皆さん優しくて、前向きに助け合って活動していますので、興味のある方はぜひ!
加藤:委員はみんな年代や仕事もばらばらですが、一緒に活動していると自分では思いつかないようなアイデアや発見があり、たくさん学びがあると思います。スポーツで体を動かすことも増えるので、自分の価値観を広げながら健康になりたい人はぜひ一緒に活動しましょう!
問合せ:スポーツ課
【電話】63-6040
【ID】1020926