くらし 〔topic 3〕9月1日は防災の日

毎年9月1日は「防災の日」。
「防災の日」は、様々な災害について認識を深め、災害に対する心構えを準備する日です。
サルビーと一緒に災害のことを知って、あなたとあなたの大切な人を守るための第一歩を踏み出しましょう。

■〔質問!〕「「南海トラフ地震」ってよく聞くけど、この地震っていつ起こるの?」
30年以内に、80%程度の確率で発生するとされています。
「80%はこわいね…。安城市ではどんな揺れ方をするのかな?」
立てないほどの激しい揺れが、1~3分続く可能性があります。
※震度分布図は本紙をご覧ください。

◆激しい揺れだけじゃない!地震で気をつけること
市HPで支援制度やパンフレットを確認しよう!

○〔check!!〕地震による火事の原因のうち、電気機器からの出火が65%
東日本大震災において、出火原因が確認された火災原因の割合


「大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会報告書」から引用

[補助制度あり]火災予防のため感震ブレーカーの設置を検討しよう!
※住居が対象。

○〔check!!〕地震による怪我の原因のうち、家具の転倒等が30~50%
近年発生した地震における家具類の転倒・落下・移動が原因のけが人の割合


東京消防庁「家具類の転倒・落下・移動防止対策ハンドブック」から引用

[設置制度あり]家具に転倒防止器具を設置しよう!
※65歳以上のみの世帯等が対象。

○〔check!!〕ライフラインの復旧には時間がかかります! 1~6週間
※電気・電話・LPガスは約1週間、都市ガスは約2週間、下水道は約3週間、上水道は約6週間と想定されます。
「安城市東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査結果」より

復旧までの備蓄が必要です。
1週間分の備蓄をしよう!

■〔質問!〕「地震が来たら、避難所に避難しなければならないの?」
自宅が安全なら、在宅避難ができます
在宅避難とは、災害時に自宅が安全な場合、避難所へ行かずに自宅で過ごす避難方法です。避難所への移動や混雑に不安がある場合にも有効で、全国的にも注目されています。
自宅の被害状況やハザードマップを確認し、災害リスクがない場合は、無理に避難所に避難する必要はありません。家族で避難方法について事前に話し合いましょう。

○在宅避難のメリット
(1)安全な避難
自宅が耐震性のある建物であれば、安全に避難でき、避難所への移動の際の混乱も避けられます。

(2)プライバシーの確保
自分の空間を保てるため、プライバシーが守られ、犯罪被害に遭(あ)うリスクが減る可能性があります。

(3)身近な人と助け合う
家族や身近な人と過ごせる自宅なら、意思疎通がとりやすく、災害時にも協力しやすくなります。

(4)必要な物資の確保
自宅で備蓄している食料や生活用品の使用に加え、避難所で必要物資を調達することができます。

(5)慣れた環境での生活
生活リズムを維持しやすく、特に子どもや高齢者のストレス軽減にもつながります。

(6)ペットとの避難
避難所では難しいペットとの生活も、自宅なら安心して一緒に過ごすことができます。

問合せ:危機管理課
【電話】71-2220