くらし 【議会のようす】一般質問(1)

原稿は、議員個人の責任で作成・掲載しています。
一般質問の録画映像は、二次元コード(本紙参照)からご覧ください。

■長尾光春 江南政策研究
▽公共施設で利用する電気について
問:市で1年間に使用している電気の総量と、その電気料金はいくらか。
答:令和6年度における電気使用量は約883万キロワットアワーで、その電気料金は約2億800万円となっている。

問:新ごみ処理施設で発電される電気量は、仕様書上どのくらいあるか。
答:年間の発電量は約3500万キロワットアワーの見込みで、そのうちの700万キロワットアワーを自己消費分として施設で利用し、残りの2800万キロワットアワーは売電を予定している。

問:余剰電力を市で安価に購入して利用し、他市町に残りを売却すれば、組合と各市町で両方の利益に繋がる。第3セクターの新電力会社を作り実施してはどうか。
答:余剰電力の活用については、尾張北部環境組合の構成市町担当部課長会議において協議しており、地域新電力の設立による活用も含めて、構成市町への有益な還元方法を引き続き検討していく。

▽出生者数の急激な減少について
問:市の近年の出生数の推移はどうなっているか。
答:令和4年は531名、5年は528名、6年は472名で、6年は5年と比較し、56名減少している。

■東猴史紘 江南新風クラブ
▽外国人住民の増加に伴う対応方針について
問:市内女性から「外国人の住民が増え、住宅が次々に建てられている。市内の外国企業と思われる施設も増え、不安を覚える」との声を聞いた。外国籍の個人・法人の土地など取得の規制を検討できないか。
答:国では外国人による土地の管理・利用への対応を含め、検討を進めるとされていることから、今後の国や県などの動向を注視する。

問:「転入直後に生活保護を受給する外国人のニュースを見たが、おかしいのではないか」との声も聞いた。市では毎年4~5人の外国人が受給開始しており、転入直後に受給したケースはゼロだが、今後に向け転入直後の申請は認めないとする条例を制定できないか。
答:生活保護は最後のセーフティネットであり、条例で制限をかけることは本当に困っている人が支援を受けられなくなるリスクが高まる可能性がある。

要望:外国人の生活保護受給は福祉政策の範疇にとどまらず、安全保障上の問題として大きな懸念事項となっている。外国人への給付は慎重な姿勢を取るとともに、三重県伊賀市のような外国籍の人の正職員採用も市は行わないよう求める。

■土井 紫 江南政策研究会
▽江南市総合計画について
問:「まちづくりの最上位計画」とされる総合計画は、市においてはどんな存在か。
答:まちづくりの基本理念やルールを尊重し、市民一人一人の思いを活かした市民自治の方向性を示すもの。

問:次期総合計画を「市民本位」のものとするには、主導権は市民と市になければならないのでは。コンサルタントへの委託と、市民や市の役割についてどう考えるか。
答:人口推計や計画書の構成などはコンサルタントへ委託する効率化も必要だが、自治体ごとに課題や特性は多様である。市民や行政など各主体が、それぞれの立場や経験に基づきまちづくりの方向性を検討する必要がある。

問:市民参加の場で、市民と市との情報格差が課題だ。審議会などでは情報共有を徹底してほしいが、どうか。
答:委員が議論に必要とする情報を、開示可能な限り行政から積極的に提示することは重要と認識している。自由闊達(かったつ)な議論ができるよう、建設的な議事進行に努める。

問:市民参加の場の設定では、日時や交通手段、会場で参加できない方への配慮も必要であると思うが、どうか。
答:多様な日時での開催、パブリックコメントといった従来の取り組みに加え、住民説明会の動画配信などデジタル技術を活用した情報共有、参加の手段も検討する。

■岡地清仁 公明党市議団
▽農地の集積及び集約等と新規就農支援について
問:定年退職された方や兼業農家として新たに農業を始めたいと考える方に対し、農業機械や資材を低額で貸与する仕組みを整備するなど、支援策を講じることはできないか。
答:市が農器具などを貸与することは困難だが、離農により不要となった農器具などを活用するリサイクル制度については、他の事例を参考に有効な方法を検討する。

▽河川敷等の清掃活動後のごみ処分について
問:河川敷などの清掃活動により回収されたごみは、どのように処分されているのか。
答:「川と海のクリーン大作戦」では、実施前に一般廃棄物処理業者と契約を締結し、缶・瓶・廃プラスチックなどのごみ種別ごとに処分費の単価を定めた上で、ごみの運搬・処分を委託している。また、各地区の住民やボランティア団体などによる任意の清掃活動で回収されたごみは、家庭から出される可燃ごみや資源ごみと同様に、各地区の収集日に既存の集積場へ出してもらっている。「こうなん美化ボランティア」として登録し活動している団体についても同様に、回収した可燃ごみや資源ごみを各地区の収集日に集積場へ出している。