くらし 【議会のようす】委員会ダイジェスト(1)

■江南市職員の旅費に関する条例の全部改正について
問:自家用自動車の使用に係る車賃の定額が1キロ当たり37円から25円に下がるのはなぜか。
答:国家公務員では法律に定める1キロ当たり37円の定額規定が廃止され実費弁償となるが、事務効率化の観点から、規則では1キロ当たり25円の県の規定を参考にしたため。

■江南市下水道条例の一部改正について
問:災害などはこれまでもあったが、今、条例を改正するのはなぜか。また、指定工事店は何者あるのか。
答:能登半島地震からの復旧において、指定工事店の不足から排水設備工事などが遅延したことを踏まえ、国の技術的助言である標準下水道条例が改正されたことを受け、市下水道条例の一部を改正するものである。また令和7年8月末現在における指定工事店は、137者である。

■江南市水道事業給水条例の一部改正について
問:条例の管理者とは誰のことを示すのか。
答:地方公営企業法では、水道事業として管理者を置かない場合、その権限は当該地方公共団体の長が行うこととされており、管理者を置いていない市水道事業では、市長が、その権限を行使している。

■損害賠償の額を定めることについて
問:機器の解約は、契約時点で分からなかったのか。
答:契約後の閣議決定で、令和7年度までにガバメントクラウド上に構築された標準システムへ移行できるよう環境整備をすること、という方針が示された。

問:解約金の積算根拠は何か。
答:月額41万8385円の13カ月分である。

■損害賠償の額を定めることについて
問:現在のシステム機器は使用できなくなるとあるが、更新する予定はあるのか。
答:地方公共団体情報システムの標準化に対応した、新しいシステム機器を導入する予定。

■江南市立図書館に係る指定管理者の指定について
問:新しく実施する移動図書館はどのように運用するのか。
答:月に2、3回程度、市民が拠点とする施設へ移動図書館車で出向き、図書館の本を自ら選んで、手に取って読書してもらう機会として運用を予定している。また、市イベントにも移動図書館車が出向き、電子図書館の体験など、図書館利用のPRを行っていくことを考えており、移動図書館車が市内を走ることで図書館のPRにもなることから、図書館へ足を運んでもらうことにつながると考えている。

問:蔵書数について、図書館スタッフから蔵書数が増えるとよいとの声を多く聞くが、蔵書数を増やすための取り組みはあるのか。
答:令和5年度から15年で蔵書数30万冊を目標冊数として進めている。

要望:不登校の子ども達が図書館を利用し、読むことができる本のコーナーを設置してほしい。