くらし 【議会のようす】委員会ダイジェスト(4)

■令和6年度江南市一般会計歳入歳出決算認定について
▽分別ごみ収集運搬事業について
問:資源ごみ収集体制の見直しの検討を引き続き進めるとあるが、どのような方法を考えているのか。
答:排出量が多いプラスチック製容器包装類を、可燃ごみと同様に指定袋で路線回収する方法を検討している。

▽都市公園等維持管理事業について
問:曼陀羅寺公園藤育成管理指導委託料の内容は何か。
答:樹木医により年4回曼陀羅寺公園で藤の生育状況を確認し、育成管理指導を受けているものである。

▽いこまいCAR運行事業について
問:いこまいCARを本当に利用したい人が、利用できなくなっている可能性があるため、利用制限や年齢制限を設けるなど考えていないのか。
答:江南市地域公共交通計画を策定する中で、市民ニーズや市の財政状況を踏まえ整理していく。

問:タクシー料金の改定を機に、迎車料金を利用者負担に見直す予定はないのか。
答:タクシー料金の改定はまだ決定していないが、改定による利用状況への影響などを加味し検討していく。

▽江南駅周辺交通環境改善計画策定事業について
問:江南駅周辺は過去にも交通量調査を実施しているが、これまで社会実験を行ったことはあるのか。
答:過去に社会実験は行っていないが、令和5年度に行った交通量調査を含め、過去に行った交通量調査の結果は、社会実験を実施した場合の基礎資料として使用し、検討を進めている。

▽交通結節点整備事業(布袋駅東地区)について
問:令和6年度までの用地取得の進捗状況はどのくらいか。また、これから完成までに要する事業費は幾らか。
答:令和6年度までに取得した用地は全体の約80%になる。また、これから完成までに必要な事業費は、1億9300万円程度を見込んでいる。

▽布袋地区都市再生整備計画事業評価事業について
問:事業評価の結果を今後どのように活用するのか。
答:今後、他地区のまちづくりを行う際に、評価結果を参考に取り組むように考えている。

▽道路維持管理事業について
問:草の繁茂による見通しの悪い路線を把握しているのか。
答:草の繁茂により交差点部や横断歩道前後の見通しが悪い路線や箇所については把握しており、予算の範囲内で順次対応している。

▽道路施設長寿命化事業について
問:道路附属物点検委託料の内容と点検結果には、どのような対応をしているのか。
答:市が管理する方面方向標識などの道路標識などを対象に、近接目視を原則とし、10年に1度の頻度で点検するもので、点検結果に基づき適切な修繕などを実施している。

▽市営住宅維持事業および市営住宅改修事業について
問:入居者の退去後に行う修繕費用はどちらの事業で支出しているのか。また、入居者が退去時に負担する修繕費用が高額とならないよう以前から見直しを求めているが、見直しは行われたのか。
答:入居者の退去後に行う修繕費用は、市営住宅維持事業で支出しており、退去に伴う修繕費用の入居者負担区分については、県や近隣自治体でも同様の取り扱いをしていることから、現時点では見直しは行っていない。

要望:市営住宅は、低所得者のための住宅であるため、入居者が退去する際の負担が少なくなるように取り扱いを見直してほしい。

▽河川維持管理事業について
問:河川水路浚渫委託料と河川水路浚渫工事費との違いは何か。
答:委託料は例年実施している河川や水路の浚渫で、工事費は河川等緊急浚渫推進事業債を活用した般若川第2調節池および和田工業用地調整池の浚渫である。

▽難聴高齢者補聴器購入費助成事業について
問:助成の実績は何件か。
答:事業を開始した令和6年10月1日からの半年間で15件である。

要望:案内チラシの文字を高齢者向けに拡大してほしい。

▽特別障害者手当等支給事業について
問:受給者数は何人で、支給総額が増加している理由は何か。
答:令和7年2月の受給者は162人で、手当の単価が増額となったため、令和5年度と比較して支給総額が増えている。

▽生活困窮者への自立支援について
問:他県の福祉事務所で、生活保護申請の際に、財布の中身を箱の中に出させて所持金を確認していたとの報道があったが、市では同様の事例はないのか。
答:申請者の自己申告にとどめる方法を取っている。

▽放課後子ども総合プラン事業(放課後児童健全育成)について
問:学童保育所について、今後支援員の退職が進むと、支援単位が維持できなくなる可能性が高まることを課題としているが、今後について市はどのように考えているのか。
答:令和7年度開室できていない市の学童施設をすべて稼働させることができれば、待機児童はほぼ解消できるため、引き続き、支援員の確保に努めるとともに、人材派遣の活用、将来的には民間委託をすることにより、まずは今ある施設を活用し、支援単位を維持していきたいと考えている。

要望:学童の読書環境が良くないと聞くので、本の確保や図書館の配本サービス利用など、環境整備を図ってほしい。