- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県新城市
- 広報紙名 : 広報しんしろ ほのか 令和7年10月号
8月20日(水)に第11期若者議会政策中間報告を行い、各委員会は現時点の政策方針や政策案を市長に報告しました。今後は委員会ごとに会議を行い、11月の答申までに具体的な事業計画を作成します。
■今期のテーマ
昨年度、第10期若者議会は、「第2次新城市若者総合政策(案)(令和7年11月頃策定予定)」を提案しました。この案をもとに、第11期若者議会では、次の2つを目標に掲げ、目標ごとの委員会に分かれて事業計画を検討しています。
(1)若者が自分らしくいられるまち
―余暇や趣味を楽しめる
―居場所がある
(2)若者にとって誇れるまち
―新城市を知ってもらう
◇余暇・趣味・居場所委員会
「趣味や余暇を楽しめる」、「居場所がある」の目標を達成するために、3つの軸で検討を進めています。1つ目は、余暇を過ごす場所を作ることです。話しながら勉強できる場所や気軽に友達と交流できる場所、商業施設などが少ないという若者の声が多いことから、このような施設について考え、若者の多様な活動を支える必要性を感じました。
2つ目は、好きなこと・趣味を共有できる機会を構築することです。文化活動やスポーツ活動を通して、市内での交流を増やし市民同士の距離を縮める目的を達成することで、市内での人々の活動が増え、孤立防止につながると考えます。
3つ目は、地元でのつながりを維持することです。大学進学や就職後、地元とのつながりが希薄になってしまうという課題に着目し、市外に出た若者が新城に戻りたいと思える居場所作りが必要であると考えました。
これらの軸をもとに現在具体案を検討しています。
◇新城広め隊委員会
「新城市を知ってもらう」という目標を達成するために、「食」と「歴史」の2チームに分かれて検討を進めています。
「食」チームでは、市の特産品に着目し、農業の担い手不足の解消と「食」という地域の伝統を継承することを目的として、政策を考えています。市内外の若者を対象に、動画などを活用したPR方法を検討しています。
「歴史」チームでは、市の歴史を知らない若者が増えていることを受けて、歴史の風化を防ぐためにも、市内の学生などの若者に新城の歴史や文化を知ってもらえるような政策を考えています。市内の若者に歴史を知ってもらい、若者がお祭りや文化などに参加することで、歴史が継承されることを目的としています。
若者が手にとりやすい漫画などの媒体を活用するなど、より興味を持てる内容の検討を行っています。
問合せ:市民自治推進課
【電話】23-7697
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