- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県豊明市
- 広報紙名 : 広報とよあけ 令和7年10月1日号
◆リチウム電池類は正しく分別しよう
豊明市長 小浮 正典(こうきまさふみ)
今の生活で使う製品の多くにリチウムイオン電池が使われています。以前からあったコイン型のリチウム電池に加えて、スマホのモバイルバッテリー、最近よく使うハンディファン(携帯用扇風機)や電気かみそりをはじめとしたUSBで充電する小型家電の多くにリチウムイオン電池が内蔵されています。子どものおもちゃにもこの電池内蔵タイプが増えています。
これらをごみ出しするときに決して可燃ごみ袋(赤色)、プラスチックごみ袋(青色)、不燃ごみ袋(無色透明)のいずれにも一緒に入れないでください。
リチウムイオン電池を他のごみと一緒に出すことでごみ収集車が燃えてしまったり、ごみ焼却施設が火災にあい、数か月使えなくなって、何万世帯もの人がごみを出せなくなったりする事態が全国各地で発生しています。いずれどこかで人の命を奪いかねません。
実は豊明市のごみ収集車や豊明市のごみを処理している東部知多衛生組合の施設でも、これらリチウムイオン電池の混入が原因とみられる火災が過去に発生しています。
面倒ですが、充電池を内蔵した小型家電やおもちゃは取り分けて、市役所で毎月第2・4日曜日の午前9時から午後2時まで行う資源回収に出してください。また、市清掃事務所(沓掛町勅使)と株式会社中西(栄町高根)には月曜から金曜の午前9時から午後4時まで持ち込めます(中西は午前8時半〜。また、第1・3土曜日も受け入れ可能)。コイン電池やボタン電池は種類により回収場所が異なります。ごみ出しパンフレット等をご確認ください。
近い将来、各町内のごみ収集場所で回収できるよう、一部地域に協力していただき実証実験を行っています。できるだけ早く今より便利にしますのでリチウム電池類の分別にご協力ください。