- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県弥富市
- 広報紙名 : 広報やとみ 令和7年10月号
■定期的にがん検診を受けましょう!
2人に1人が発症する可能性があるがん。誰でも発症する可能性がありますが、早期発見・早期治療をすることで5年後の生存率が90%以上になります。がんは早期のうちはほとんど自覚症状がありません。そのため、定期的ながん検診の受診が大切です。
昨年度は以下の人数でがんが発見されており、特に大腸がんが多いです。
がんを早期発見し治療できるよう、この機会にがん検診を受けましょう。
●令和6年度 がん発見者数(弥富市がん検診より)
がん検診の申し込み方法などは、市ホームページをご覧ください
■歯と口の健康講座10月号その518
◇「歯ぎしり」
夜間睡眠中に、ギギギーと歯が強くすれ合い音が出ることだけが歯ぎしりと思われがちですが、これはグラインディングと呼ばれるもので、歯ぎしりの中の代表的なものです。他にも歯を強く噛みしめたり、くいしばるクレンチング、歯をすばやくカチカチ鳴らすタッピングがあります。これらは、昼間にも無意識に行います。これらの3つを合わせてブラキシズムといいます。
原因としては、精神的なストレス、眠りが浅い、歯並びが悪い(不正咬合)など色々いわれてはいますが、よく分からないのが現状です。歯ぎしりが進むと、歯がすり減ったり、しみたり、歯が割れたり、被せ物・詰め物が頻繁に外れたりなどの症状がでます。また顎関節症が悪化したり頭痛、肩、首の痛みが出たりします。
治療方法としては、一般的には、歯科医院にて歯並びに合ったマウスピースを夜間などに使用することです。自己診断としては、歯のすり減り、頬粘膜、舌の圧痕、骨隆起(骨の高まり)などがあれば歯ぎしりをしている可能性があります。一度かかりつけ歯科医院にてご相談ください。歯の健康は、体の健康の源ですから!
(海部歯科医師会)