くらし 新年のごあいさつ 2025
- 1/52
- 次の記事
- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県東浦町
- 広報紙名 : 広報ひがしうら 令和7年1月号
■今年の抱負 「和衷共済」
東浦町長 日髙輝夫
明けましておめでとうございます。
今年の抱負は「和衷(わちゅう)共済(きょうさい)」。心を1つにして互いに助け合い、協力し合うことを表します。新しい年を迎え、「和衷共済」の精神を胸に、皆さまと協力し合いながら、さらに住みやすい町を目指して全力を尽くしていく所存です。
さて、町の政策を振り返りますと、昨年は民間企業と協力した全国初の取組みを2つ始めました。
1つ目は、町内で回収した粗大ごみのうち、リユース(再利用)可能なものを委託回収業者であるトーエイ株式会社が「メルカリshops」で販売を始めました。
2つ目は、中部国際空港株式会社と「循環型社会の実現に向けた連携に関する協定」を締結し、町が回収した家庭などから排出される廃食用油を持続可能な航空燃料であるSAFに循環させる取組みを始めました。「廃食用油で飛行機が空を飛ぶ」そんな夢のあるプロジェクトであることを子どもたちにも伝えたいと、環境等に関する教育にも取り組んでいます。
今年は「海外でチャレンジしてみたい!」という夢を追いかける子どもたちを応援するため「若者の海外挑戦応援事業補助金」として、1人につき最大100万円の補助をスタートします。この事業は、ふるさと納税を財源として実施し、全国の皆さんが若者のチャレンジを応援してくれています。
また、2月から役場庁舎と保健センターの開庁時間を変更します。平日の開庁時間を短縮し、水曜日の窓口延長は午後8時まで拡大します。開庁時間を短縮した分、職員は政策立案や創造性のある仕事に取組み、住民サービスの向上に努めてまいります。
未来に向けて希望をもってかわっていく夢のある「Our Town、私たちのまち」を一緒に創っていきましょう。
結びに、皆さまのなお一層のご理解とご協力をお願いするとともに、ますますのご多幸とご繁栄をお祈りし、新年のごあいさつといたします。
■今年の抱負 「心機一転」
東浦町議会議長 鏡味昭史
明けまして おめでとうございます。
皆さまには健やかで希望に満ちた新春を迎えられたことと心からお喜び申し上げます。また、日頃より議会活動へのご理解とご協力に心から感謝申し上げます。
昨年は、全国各地でさまざまな自然災害が発生しました。特に印象深かったのは、能登半島地震・豪雨です。これを受け、私は被災地を訪問し、甚大な被害に遭われた方々との対話を通じて、災害対策の在り方について深く考える機会を得ました。被災住民の方々の困難に立ち向かう姿からは、多くの勇気と知見をいただきました。この現地視察は、東浦町の防災・減災対策に一層の充実を図る上で貴重な経験となり、これを生かして災害に強い町づくりを進めてまいります。
新たな取組みとして「町議会タブレット端末導入プロジェクトチーム」を結成いたしました。議会運営の効率化と、情報共有の迅速化を図るための取組みです。これにより、ペーパーレス化が進み、情報の共有がよりスムーズになることを目指しております。これを機に、議員各位がICTスキルを向上させ、より効率的な議会運営と、今まで以上に皆さまの声を直接聞き取ることができる議会改革を進めてまいりたいと考えています。
また、町や議会の様々な取組みを学ぶため、多くの地方議会からの視察が増えております。我々の取組みがひとつのモデルケースとなり、他の議会に役立てていただけることは大変光栄なことと感じています。
私たち議員一同は、皆さまの声をより真摯に受け止め、未来に向けた政策を策定するために全力を尽くす所存です。引き続き、より一層のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、東浦町がますます発展し希望に満ちた年になることを願うとともに、皆さま方のご多幸とご繁栄を心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。