- 発行日 :
- 自治体名 : 愛知県武豊町
- 広報紙名 : 広報たけとよ 2025年11月号
醸造の郷として知られる武豊町には、住んでいても知らないことが多い六つの蔵元があります。そんな蔵元をめぐって、こだわりやおいしさの秘密についてお話を伺います。
【KURA 蔵 4】 伊藤商店 (いとうしょうてん)
◇自然の力を最大限に引き出す
江戸時代後期創業の合名会社伊藤商店は、10代目蔵元の伊藤将幸(いとうまさゆき)さんと奥様の未来(みき)さんが、当時から続く蔵「傳右衛門(でんえもん)」の伝統を今に受け継いでいます。伊藤商店のこだわりは、国産大豆を使った天然醸造と3年の長期熟成。天日塩と大豆の力を最大限に引き出し、時間をかけることで、深い旨味が生まれます。たまりは塩味がまろやかで、口いっぱいに旨味がじんわり広がります。傳右衛門のたまりは、一般的なしょうゆに比べてうまみ成分が約2倍以上も含まれています。まさに「旨味・コクの違い」が歴然です。「しょうゆをたまりに変えたら、こどもがうどんつゆを飲み干した!」というお客さんの声にもうなずけます。
◇武豊町の伝統を未来へ…
歴史ある蔵で伝統の味を支え、日々仕込みに携わるスタッフ一人ひとりが責任と誇りをもって作業に取組む姿勢が、伊藤商店の変わらぬ味を守り続けています。
伊藤商店では、100年後も美味しくて安心・安全な伝統を次世代へつないでいきたいという思いで、SNSでのみそ・たまりの魅力発信、親しみやすいイラストで醸造過程を紹介するポスターの制作を行う等、こどもたちにも親しみやすい取組みを行っています。
お二人は最後に、「伊藤商店だけでなく、武豊町の醸造文化であるみそ・たまりをもっと広めたい。町全体で盛り上がり、地域のブランド力を高めていきたい」と語ってくれました。伝統を未来へ、次世代へ…。伊藤商店の挑戦は、これからも続きます。
「今回はこちらの蔵を紹介するよ!」
※詳しくは本紙をご覧ください。
