くらし 〔お知らせ〕包括的性教育による子育て支援~自分を大切にする気持ちを育てよう~

性教育と聞くと、「からだの性」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。近年、「包括的性教育」と言われるようになり、「人はそれぞれ異なり、一人ひとり大切にされる権利がある」、「あなたの身体はあなたの大切なもの」という人権を基盤とした教育がすすめられています。
東栄町は、令和5年度より包括的性教育を開始し、子育て支援センター(にこにこ広場)、保育園、放課後児童クラブで開催してきました。子どもたちが考え学びやすいように、絵本や保育士による寸劇も取り入れ、
自分だけの大事なところをさわられて嫌な気持ちになったら、「嫌だ!」と言おう。
逃げよう。安心できる大人におはなししよう。
と伝えています。
包括的性教育は、子どもの発達段階にあわせて繰り返し伝えていくことがのぞまれます。
保護者や子育て支援に関わる保育教育関係者、地域の人も、包括的性教育に関心を持ち、子どもたちが、自分も相手も大切にする人生を歩めるよう見守っていきましょう。

※包括的性教育とは、人権を基盤とした、国際セクシュアリティ教育ガイダンス(UNESCO)を指針とする教育です。
参照:国際セクシュアリティ教育ガイダンス,ユネスコ.子どもの性についての対応の仕方、伝え方~自分を大切にする気持ちを育てるために~,愛知県,2022.

問合せ:福祉課
【電話】76‒1815