- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県
- 広報紙名 : 県政だより みえ 令和8年1月号
■三重のお雑煮っておもしろい!
お正月に多くのご家庭で食べられる「お雑煮」。東と西の文化が交わる三重県では、地域によって具材や味つけが少しずつ異なります。風土が映る“ふるさとの味”を地域ごとにのぞいてみましょう。
▽伊賀地域
「みそ汁・丸餅」が主流。大根・にんじん・里芋に豆腐を加えたお雑煮が多い。丸餅を上から押した「花びら餅」を使う家庭があるのも特徴。また、名張市を中心に、お雑煮の餅を取り出し、きなこをまぶすという、奈良県に多くみられる習慣も伝わる。
▽松阪地域
「すまし汁・角餅」が主流。他の地域と比べて具沢山なのが特徴で、左の写真のお雑煮にも、大根、にんじん、里芋、ごぼう、青ねぎ、ほうれん草、油揚げ、かまぼこ、鶏肉と9種類の食材が使われている。
▽東紀州地域
「すまし汁・角餅」が主流。白菜、かまぼこ、きのこなどが入った具沢山のお雑煮で、8割近くの家庭で白菜を入れるのが特徴。かまぼこ型にした餅を端から切る「ねこ餅」も、この地域ならではの餅の形状である。
▽北勢地域
「すまし汁・角餅」が主流。お正月に合わせて栽培される「もち菜」を使う家庭も多い。すまし汁に角餅と葉物野菜を入れ、上からかつおぶしをかけるという、この地域のお雑煮の定型は、名古屋のシンプルなお雑煮の影響を受けていると思われる。
▽中勢地域
「すまし汁またはみそ汁・角餅」が主流。津市の市街地では、葉物野菜入りのすまし汁、山あいの地域では大根・にんじん・里芋入りのみそ汁が多い。北勢と伊賀、両方のお雑煮文化の影響がみられる。
▽南勢地域
「すまし汁・角餅または丸餅」が主流。具材には、葉物野菜や白菜が多く使われる。鳥羽市の離島にはあずきを用いた雑煮、鳥羽市や志摩市の一部地域には、丸餅に茹でたあずきをのせた「あんぴん」が伝わるのも特徴。
MieMu(みえむ)の「こども体験展示室」で、お雑煮のレプリカを展示しています。
問合せ:県総合博物館(MieMu)
【電話】059-228-2283【FAX】059-229-8310【E-mail】[email protected]
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