しごと 令和6年度 男女共同参画推進事業者を決定

市では、男女がともに働きやすい職場環境づくりに努めている市内事業者を募集し、表彰しています。今年度は、介護関係の事業を行っている株式会社ウェルフェア三重が「仕事と生活の調和実践賞」を受賞されました。
※表彰制度について詳しくは、市のホームページをご覧ください。
※この表彰制度のPRなどについて、皇學館大学と連携して実施しています。

■仕事と生活の調和実践賞
式会社ウェルフェア三重　代表取締役　松原　和之さん

◇皇學館大学と連携し、インタビューを行いました。
・働き方改革のひとつである「分業制の導入」について教えてください。
利用者の身体に触れる業務を「直接業務」、掃除やシーツ交換などを「間接業務」と位置づけています。これまではどちらも介護職員が行っていましたが、利用者からの声掛けへの対応などを優先すると、どうしても間接業務にまで手が回らない状況にありました。こうした課題に対して、それぞれの業務を十分に行えるよう、担当者を分けることにしました。比較的負担の少ない間接業務は、地域の高齢者や障がいのある人に担当してもらっています。
　　
・働き方改革を実践して、現場の反応はどうですか。また、課題はありますか。
業務内容を見直し、無駄を省くことで、利用者へのサービスを変えず給与もそのままに、勤務時間を30分短縮することができました。現場職員からは、やって良かったという声を多く聞いています。
何かを変えようとするときは、皆が納得できるよう話し合う時間をつくるなど、努力しています。働いている人の気持ちを大切にすることを企業として心がけています。

問合せ：市民交流課
【電話】21–5513【FAX】21–5522