- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県桑名市
- 広報紙名 : 広報くわな 令和7年6月1日号
桑名市総合医療センター
病歴管理室
岡本 美樹(みき)さん
今月のテーマ:病歴管理室について
病院で働いている職員といえば医師や看護師、薬剤師など専門職を思い浮かべる人が多いと思いますが、他にもいろいろな職種の職員がそれぞれの役割を担いながら働いています。今回は、多くの職員が勤務する事務職員の中で「病歴管理室」の業務について紹介します。
病歴管理室は、主に患者さんの診療に関わる情報の管理を行っています。患者さんの診察や検査結果など全ての情報はカルテに記録されます。医師による診療記録だけでなく看護記録、説明書や同意書など全ての情報がカルテとして取り扱われます。病歴管理室では、このカルテと実際に行った行為や会計、書類などを照らし合わせて行う監査や国際的な基準により病名をコード化するコーディング、全国がん登録に関する業務などを行っています。
患者さんと直接関わる業務としてはカルテの開示があります。患者さんご本人であれば誰でも診療に関する情報であるカルテの開示請求ができます。カルテは最終来院日から5年間の法定保存期間に準じて保管していますので、ご希望の人は総合受付にお申し出ください。(コピー代1枚10円、画像(CDROM)1枚550円)
また、当センターではカルテ開示以外にも、画像や検査結果、薬などの情報をスマートフォンアプリで、いつでもご覧いただけるサービスもご利用いただけます。詳しくは、ホームページ「医療情報共有アプリ『NOBORI』のご案内」をご覧ください。
問合せ:総合医療センター
【電話】22-1211【FAX】22-9498