くらし こころとカラダを大切に 女性が自分らしく輝くまち

※桑名市は、令和6年12月23日、鈴鹿医療科学大学と連携協定を結び、共に女性のウェルビーイング推進に向けた取り組みを行っています。


鈴鹿医療科学大学副学長 髙木 久代(たかぎ ひさよ)さん
日本薬膳学会代表理事、医学博士、医療薬膳師、世界中医薬学会連合会食療専業委員会副会長

●食事で元気
まだまだ暑い日が続く初秋は、夏の食材をお勧めします。仲秋(9月)以降、朝晩が急に涼しくなります。この時期に残暑が体に影響を与え夏バテや、食欲不足の症状が出やすくなりますので、体をいたわることが重要です。また、冬が近づく晩秋(10月)には、空気が乾燥し始めますので乾燥トラブルから身を守ることも大切です。晩秋には以下の食材をおすすめします。

◇水分を補う食材
きゅうり、クレソン、白胡麻、大豆、豆腐、豚肉、松の実、ゆり根、梨など

◇乾燥から守る食材
クルミ、白きくらげ、松の実、柿、すだち、ゆず、梨など

◇滋養強壮効果がある食材
アサリ、イカ、キノコ類、黒豆、サヨリ、豚肉、ほうれん草など


■「スペアリブの甘酢和え」
○材料3人分
スペアリブ…9本
ナツメ…4個
サンザシ…適量
ししとう(素焼きする)…6本
ミニトマト(半分に切る)…4個

(調味料・その他)
紅茶(ティーパック)…2袋
砂糖…大さじ1
酢…大さじ2
醤油…大さじ3
酒…大さじ1
塩…少々
ニンニク(みじん切り)…1片
オリーブオイル…少々

○作り方
(1)スペアリブに塩を軽くもみ込み、5分ほど置く。その後、水で洗い、水気をしっかりと拭き取る。
(2)圧力鍋にオリーブオイルとニンニクを入れ火にかけて、香りが立ってきたら、スペアリブを加え、全体に焼き色がつくまで中火で炒める。
(3)スペアリブが浸るくらいの水を加え、紅茶のティーパックを入れる。蓋をして圧力がかかったら、15分間加圧調理する。
(4)圧力が下がったら、スペアリブを取り出す。紅茶のティーパックを取り除き、煮汁はこしておく。
(5)鍋にこした煮汁を入れ、砂糖、醤油、酒、酢、ナツメ、サンザシを加え、煮たったらスペアリブを戻し入れ、絡めながらさらに5分間煮る。
(6)スペアリブを取り出し、ソースを煮詰めてとろみをつける。器にスペアリブを盛り付け、素焼きしたししとう、カットしたミニトマトを添える。
最後に(6)のソースをかける。

問合せ:SDGs推進課
(【電話】24-7441【FAX】24-2474)