くらし 特集 今、自分にできること 差別をなくす実践行動
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- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県鈴鹿市
- 広報紙名 : 広報すずか 2025年12月5日号(No.1689)
■差別をなくすためにまず大切なことって?
人権教育では、正しい知識を得ることや、思いやりの感性を育むことも大切ですが、人権を守り差別をなくすための「実践行動」ができるようになることも重要です。
「実践行動」とは、差別的な言動に出会ったときに、差別的発言であることを指摘したり、差別を解消しようと行動したりするなど、具体的な行動を起こすことです。社会問題であるSNS上での誹謗中傷の書き込みや、個人情報を晒す動画投稿などに対して、多くの人々が、その問題点を指摘したり、問題を解決しようと行動を起こしたりしています。
こどもたちも同様に、こうした姿勢や行動がさまざまな場面でできるよう人権学習に取り組んでいます。私たち自身も、自らの言動や生活を振り返りながら、全ての人が安心して過ごせる学校や社会をつくるため、「今、自分にできること」を考え、実践行動につなげていきませんか。
■中学生ヒューマンライツサークル(旧:中学生人権ネットワーク)
市内の中学生が人権教育センターで、月に1、2回程度人権について考えたり、話し合ったりしている人権サークルです。人権劇やスライドなどを制作・発信し、差別をなくし人権を大切にする行動を広げていくことを目指しています。
◇サークルメンバーの一言
いじめや差別をなくすこと、友だち関係などについて、安心して話せて楽しいです。このような場が、学校や普段の生活でも作っていけたらいいと思います。
・あいさつで安心できる学校を目指す平田野中学校の生徒会の皆さん
・自分の思いをワークシートに書き入れる中学生たち
※詳しくは本紙をご覧ください。
■市内10中学校区「人権フォーラム」
毎年12月ごろ、各中学校区で、小学生と中学生の代表者が集い、人権について話し合いを行っています。
そこでは、各学校で話し合ってきた身近な人権問題に対して、「何が問題なのか」「自分ならどうするのか」など、差別をなくし自分らしく日々を過ごすための考えや思いを交流し合っています。ここで話し合った内容は各学校で還元し、それぞれの人権学習に生かしています。
◇中学校区の担当教諭の声
司会進行を務めた中学生の「いじめや差別をなくしていきたい」という熱意が小学生にも伝わり、差別をなくす展望を踏まえた活発な討議ができたと思います。
・いじめや差別をなくす行動について話し合う児童・生徒
※詳しくは本紙をご覧ください。
■人権作文や人権ポスターなどでの啓発活動
市内の小・中学生は、毎年人権に関する作文やポスターの制作を通し、一人一人の人権を大切にする思いを、文書や絵で表しています。このような活動や発信も「差別をなくす実践行動」です。
年間を通して、人権に関する知識を得たり自らの人権感覚を高めたりするなど、各小・中学校で人権学習が進められています。
・全ての人が生き生きと過ごせる学校や社会を願い、自分の思いを表現した人権ポスター
※詳しくは本紙をご覧ください。
■私たちにできること
現代社会には、まだまだ不合理な迷信や決めつけなどが多く存在しています。例えば「丙午(ひのえうま)生まれの女性への偏見」もその一つです。来年、2026年がその丙午の年に当たります。その時に生まれてくるこどもに偏見なく喜ぶことができるようにしていくことが、私たちにできる差別をなくす第一歩ではないでしょうか。
また、人権教育の目的は「自他を大切にするこどもを育てること」です。そのためには学校以外の家族や地域でも、こどもが自尊感情を持てるように「がんばってるね」「とてもいいよ」などのプラスメッセージの声掛けをしていくことが大切です。こうしたことも人権を大切にする私たちにできる行動の一つだと思います。
鈴鹿市人権教育アドバイザー
西繁(にししげる)さん
■こどもたちの人権作文
学校で人権について学んだ児童・生徒の皆さん。自らの経験をもとに記した「人権作文」について、代表作品をご紹介します。
※詳しくは本紙をご覧ください。
■今回の特集に関するご意見・ご感想は教育支援課
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