- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県尾鷲市
- 広報紙名 : 広報おわせ 令和7年6月号
■第3次尾鷲市健康増進計画(令和6~10年度)における取り組み
ー歯みがきと定期健診でいつまでも歯っぴぃライフー
〔目指す姿〕6月4日~10日までの1週間が「歯と口の健康週間」、6月4日が、6(む)4(し)と読めることから「むし歯予防の日」と言われていることにあわせて、市では、6月に歯についての普及啓発を行っています。
(1)むし歯の進行レベル
むし歯の進行度は、Cと数字の組み合わせで、数字が大きくなるにつれ進行が進んでいることを表しています。
・CO(要観察)
歯の表面のエナメル質が溶けて白く濁っている状態。この段階であれば、丁寧な歯みがきやフッ素で、むし歯の進行を抑えることが可能です。
・C1(初期)
歯のエナメル質だけが溶けて、むし歯になって間もない状態。まだ痛みはなく、むし歯になっていることに気付かない人も多いです。
・C2(中期)
エナメル質の内側の組織にむし歯が達した状態。冷たいものや甘いものがしみ、むし歯を削って除去する必要があります。
・C3(後期)
むし歯が神経に達し、炎症を起こした状態。激しい痛みを伴い、むし歯部分を大きく削る必要があります
・C4(末期)
ほぼ治療が不可能なくらい、むし歯が進行している状態。多くの場合、歯を抜くことになってしまいます。
(2)定期健診を受けましょう!
むし歯は初期段階(CO、C1)では自覚症状が少なく、気づかないうちに進行することがあります。定期健診で早期発見して、初期段階で治療できれば、簡単な治療で済むこともあります。歯医者には痛くなってから行くのではなく、定期的に受診しましょう。
(3)むし歯を予防しましょう!
1.食べたら歯をみがく
むし歯予防の基本は歯みがきです。食べた後はしっかりと歯みがきをしましょう。デンタルフロスや歯間ブラシ、フッ素入り歯みがき粉の使用も効果的です。
2.食べる時間を決める
「だらだら食べ」はむし歯の大きな原因になります。規則正しい食生活を心がけ、決まった時間に食事を摂るようにしましょう。
3.よく噛んで食べる
だ液には、口の中の汚れを洗い流す作用があります。だ液をたくさん出すために、よく噛んで食べるようにしましょう。
お問い合わせ:福祉保健課
【電話】23-3871