- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県亀山市
- 広報紙名 : 広報かめやま 2025年12月1日号
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きっかけは4年前に「テレビで見た渋谷のハロウィンのような仮装をやってみたい!」と草川怜那さん(昼生小学校5年生)が父親に相談し、家族と同級生4人で楽しんだことでした。「楽しかった!また来年もしようね♪」と盛り上がり、翌年、他の友だちを誘うと、「面白そう!やってみたい!」と話が広がり、年々参加する人数が増えました。
毎年、思い思いの衣装を身にまとった子どもたちが地区内の家を回り、お菓子をもらいながらハロウィンを楽しむ中、「せっかく歩くなら、ごみ拾いをしよう。まちもきれいになって一石二鳥!」と思い付き、昨年から保護者の協力のもと子どもたちの「ハロウィンごみ拾い」が始まりました。草川さんは、「ゾンビたちがごみを拾っていたらきっと面白い。地区内はきれいだと思っていたけど、ごみを探しながら歩いてみると、たばこの吸い殻などが落ちていました。ごみは捨てないでほしい」と話します。
ハロウィンの活動が始まって今年で5年。地域や近所のお店の人からは、「回るならうちにも寄ってほしい。お菓子を渡したい」など子どもたちとの交流を望む声が増えています。「仮装やごみ拾いをすることで、地域の人とつながっていくことがうれしい。子どもから高齢者まで、誰でも参加できる名物イベントになってほしい。目指すは参加者100人!」。子どもたちの活動は、これからも続きます。
■昼生地区の子どもたち

