文化 【亀山市名誉市民】彫刻家 中村 晋也(Shinya Nakamura)



中村晋也は40歳の時、フランスに留学しました。当時パリで活躍していたスペイン人の彫刻家、アペル・レ・フェノサの制作助手となった中村に、フェノサは、毎日1点、自分の作品を制作せよと命じました。
しばらくは苦もなく作れましたが、次第に枯渇し、ついに何を作っていいか分からなくなったとき、フェノサは「全部吐き出した。おめでとう」と励ましたそうです。ブーローニュの森で悶々としていたとき、落ち葉が風に舞って踊りだし、妖精のように見えたそうです。「葉の精シリーズ」が誕生しました。この作品もその一つです。

※詳細は、本紙P.7をご覧ください。