健康 ~ひだまり通信~健康いいね!(2)

■こころの健康相談
伊勢保健所では、精神科医によるこころの健康相談を開催しています。時間は、午後1時30分から3時20分まで(1人30分)です。
秘密は厳守いたしますので安心してご相談ください。
なお、相談は予約制となっていますので、事前に伊勢保健所地域保健課(【電話】0596-27-5148)までお電話ください。
▽令和7年度こころの健康相談日程表

■11月14日は「世界糖尿病デー」です 糖尿病予防を心がけて生活してみましょう
▽糖尿病とは
インスリン(膵臓から出る血糖値を下げるホルモン)が十分に働かないため、慢性的に血液中の血糖が増えて血糖値が高くなってしまう病気です。
糖尿病の多くは生活習慣病や体質の影響により、インスリンが出にくくなったり、インスリンが効きにくくなったりして血糖値が高くなることが原因です。
▽糖尿病の合併症
血糖値が高い状態が続くと、特に細い血管を傷つけ、糖尿病性網膜症や腎症、神経障害に加え、心筋梗塞や脳梗塞などさまざまな合併症を招きます。

▽糖尿病を予防するための生活習慣~ちょっとした心がけで糖尿病を予防しよう!~
〔食事〕
・3食規則正しく食べましょう。朝食を抜くなど食べるリズムの乱れは、膵臓に負担をかけ、インスリンの働きが悪くなる原因となります。
・ゆっくりよく噛んで早食いをやめましょう。
・バランスのとれた食事を心がけましょう。主食・主菜・副菜を組み合わせて食べると、バランスが整いやすくなります。
・野菜、海藻、きのこなどの食物繊維が多い食品を最初に食べましょう。野菜、海藻、きのこ類に含まれる食物繊維は、糖の吸収が緩やかになります。
・食べすぎは肥満に繋がります。肥満になるとインスリンの働きが悪くなるため、食事は腹8分目を心がけましょう。
・減塩を心がけましょう。塩分のとりすぎは、血管に負担をかけ、動脈硬化などを起こしやすくします。
〔運動〕
・ウォーキング、体操、筋トレなどの運動習慣を作りましょう。そうすることで、血糖値を下げるインスリンの働きが活発になります。
・できる限り、エスカレーターやエレベーターを利用せず、階段を使うことを心がけましょう。
〔体調管理〕
・体重を毎日はかり、自分の体のことを知りましょう。
・しばらく健診を受けていない、または受けていても結果を放置している人は健診を受けることや、結果を確認することから始めましょう。

■11月は「乳幼児突然死症候群(SIDS(エスアイディーエス))」の対策強化月間です
・SIDSは、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児が死に至る、原因の分からない病気で、窒息などの事故とは異なります。
・年々減少傾向ではあるものの、令和5年には全国で48名の乳幼児がSIDSで亡くなっており、乳児期の死亡原因としては第5位となっています。

乳幼児突然死症候群(SIDS)は12月以降の冬期に発症しやすい傾向があることから、こども家庭庁は、毎年11月を乳幼児突然死症候群(SIDS)の対策強化月間と定めています。
SIDSの予防方法は確立していませんが、以下の3つのポイントを守ることにより、SIDSの発症率が低くなるというデータがあります。赤ちゃんをSIDSから守るため、お母さんやお父さんだけでなく、赤ちゃんの身近にいるすべての人が、SIDSについて理解を深め、SIDSの発症リスクを低くする取り組みに協力しましょう。

ポイント1)1歳になるまでは、寝かせる時はあおむけに寝かせましょう
ポイント2)母乳が出る場合は、できるだけ母乳で育てましょう
ポイント3)こどもに関わるすべての大人は、たばこをやめましょう
※たばこはSIDSの発症要因のひとつです。

■行こうよ献血~献血は命をつなぐボランティアです~
血液は人工的に造ることも長期保存することもできないため、病気やけがで血液を必要としているかたへ血液を絶えず供給するために献血が必要とされています。
少子高齢化が進み、献血に協力できる年齢層の人口が減少傾向にあるため、血液の安定的な供給に影響を及ぼしかねない状況です。
少しの勇気と時間で社会貢献でき、自身の健康状態のチェックもできる献血にぜひご協力ください。

▽献血WEB会員サービス「ラブラッド」アプリのダウンロードと会員登録をお願いします
献血予約が可能になり、ポイントをためて記念品と交換できるなどさまざまなサービスを受けることができます。
※献血カードと献血手帳の発行・更新は、令和8年1月4日(日)で終了します。

▽三重県赤十字血液センターではLINEサービスを行っています
三重県内の献血情報を配信しているので、友だち登録をお願いします。

▽献血に行こう
・献血バス(400mℓ全血献血のみ実施)

・献血ルームハートワン(全血献血、成分献血を実施)
伊勢市船江1丁目471-1ミタス伊勢内(金曜休み)【電話】0120-25-7821
受付時間:
全血献血 午前10時~11時45分、午後1時~5時30分
成分献血 午前10時~11時、午後1時~5時
※予約による献血にご協力ください。

■母子健康手帳アプリ「とばっ子すくすくアプリ」の配信を開始します
11月4日(火)から、母子健康手帳アプリ「とばっ子すくすくアプリ」の配信を開始します。妊娠期から子育て期までの母子健康手帳の記録を残すことができるほか、市からのお知らせが届くなど、便利な機能が搭載されていますので、ぜひ登録してください。
※アプリは母子健康手帳を補うものです。紙の母子健康手帳は引き続き配布・利用しますので、無くさないよう大切に保管してください。

▽「とばっ子すくすくアプリ」でできること
・妊娠中の記録(妊娠中の体重グラフ、妊婦健診・歯科健診の記録、胎児発育曲線)
・子どもの成長記録(身長・体重、健診結果)
・予防接種スケジュール管理とリマインド通知(受け忘れ防止)
・できたよ記念日の登録(胎児・子どもの成長に合わせて写真と一緒に思い出が残せます)
・市からの子育て情報の受信
・11カ国12言語に対応
※「とばっ子すくすくアプリ」は母子モ(株)の母子手帳アプリ「母子モ」を利用したサービスです

▽アプリの登録方法
(1)アプリをダウンロードiPhone(AppStore)Android(GooglePlay)
(2)お子さんの性別・出産予定日(生年月日)・郵便番号を登録する

申込・問い合わせ:健康福祉課健康係
【電話】25-1146