- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県いなべ市
- 広報紙名 : いなべ市情報誌 Link 2025年6月号(vol.259)
まちで起こった出来事や気になるあの人を紹介します
■茶っぷりん10周年
《いなべ市産のお茶を味わって》
5月3日(土)、にぎわいの森で「いなべの茶っぷりん」10周年記念イベントがありました。いなべの茶っぷりんとは、いなべ市産のお茶を使ったプリンのことで、10年前から市内の茶農家と菓子店や飲食店が協力して開発・販売してきました。茶っぷりんの販売や新茶の試飲販売会、ステージ披露などで訪れた人を楽しませていました。桑名市から来た柏木麻紀子さんは「いなべ市が茶どころとは知らなかったです。初めて食べた茶っぷりんはおいしかったです」と話していました。
■ネモフィラきれいだね
《員弁東こども園の園児がお散歩に》
4月16日(水)、員弁東こども園の園児たちが三岐鉄道北勢線大泉駅近くのネモフィラ畑までお散歩しました。このネモフィラ畑は、いなべ地域農業振興協議会がコロナ禍の令和3年から「地域を元気に」との思いを込めて始めた取り組みです。昨年秋に種を植え、4月中旬から5月上旬までが見頃に。園児たちはネモフィラ畑を眺めたり、北勢線の電車が通るたびに手を振ったりと春を楽しんでいました。
■ヤギと触れ合ったよ
《ヤギの名前は「ゆめか」と「はるか」》
北勢町北中津原の中村勘靖さん宅で、この春2匹のヤギが生まれました。中村さんから学校側に「地域の子どもたちにヤギのエサやりを体験してもらいたい」と申し出て、山郷小学校の1、2年生の遠足の合間にヤギと触れ合うことに。児童たちは「かわいい!」と言いながらエノキの新芽をヤギの口元に差し出していました。農業を営む中村さんは、今後、ヤギに田んぼのあぜ草を食べさせようと考えています。
■茶摘み、楽しいね!
《石榑小学校横の茶畑で体験》
5月15日(木)、石榑小学校の2年生が生活の授業で茶摘み体験をしました。これは、「地域を知る」という学びのため、茶どころである石榑茶の茶農家の協力のもとに毎年開催されているものです。マル信緑香園の伊藤典明さんがクイズを交えながらお茶の説明をした後、児童たちは茶摘みを体験。それぞれが手にいっぱいの茶の葉を摘んでいました。体験した児童は「お茶摘みは初めて。楽しかったので、またやってみたい」と話していました。児童たちが摘んだ茶の葉は後日、岡製茶で加工されて学校に届けられる予定です。
■漫画や絵などの作品展示
《漫画家を目指した大安町の因慶紹さんの作品》
4月30日(水)、社会福祉法人健和会パークレジデンスで、施設利用者の因慶紹さんの作品展示会が行われました。これは、若いころに漫画家になる夢を持っていた因さんの、世に発表することのなかった作品を、たくさんの人に見てもらおうと施設が企画したものです。展示会について因さんは、「昔の夢が叶った気分です。また、元気なうちに大安町の民話を絵にして残すという夢ができました」と笑顔で話してくれました。
■全国大会で健闘
《バトントワーリング競技で第6位》
5月1日(木)、バトントワーリングチーム「Baton Team Grace」に所属している阿下喜小学校6年生の安藤真優さんが市長を訪問しました。安藤さんは、第6回全日本バトントワーリングジュニア選手権大会のU12スリーバトンの部門で、見事第6位に入賞しました。安藤さんは、「本番で、初めてトスを取ることができてうれしかった。次の大会では、6位より上を目指して頑張りたい」と意気込んでいました。