- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県伊賀市
- 広報紙名 : 広報いが 2026年2月号
◆骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防と治療について
2025年に、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン」が10年ぶりにリニューアルされました。
骨粗鬆症は、骨の強さが低下し、転倒などの軽い衝撃でも骨折しやすくなる病気です。骨折をきっかけに日常生活の質を大きく損なうこともあり、しっかりとした治療と予防が必要です。
治療の中心は薬物療法で、治療薬は3つのタイプに分けられます。骨を壊す働きを抑える「骨吸収抑制薬」、骨をつくる働きを高める「骨形成促進薬」、骨の材料となるカルシウムやビタミンDを補う「骨代謝調整薬」があります。患者さんの状態に合わせて、飲み薬、点滴薬、注射薬などを組み合わせることで、効果的に骨折のリスクを下げることができます。
ただし、治療効果を十分に引き出すカギは「継続」です。自己判断で服薬を中断したり、飲み忘れが続くと、薬の力が期待通りに働きません。飲み薬の中には、1週間に1回や1カ月に1回服用するものがあります。また、自己注射薬では毎日実施する注射薬や1週間に2回実施する注射薬があります。それぞれ計画的な服用・注射がとても重要となり、薬を適正に服用し続けることが骨折予防につながります。
骨折を防ぎ、これからの暮らしを守るために、疑問や不安がありましたら当院の医師や薬剤師にご相談ください。
(薬剤課 阿波 勇樹)
(参照 骨粗鬆症財団ホームページ【HP】https://www.jpof.or.jp/)
