くらし 【特集】AIさくらさん(2)

【01】アバター接客さくらさん 1/5 START
「どの窓口に行けばいいの?」「〇〇課の場所は?」「申請に必要な書類は?」という疑問に対応するのが「アバター接客さくらさん」です。東玄関ロビーに設置されたディスプレイが皆さんをお迎えし、役場での手続きのサポートをします。

◎音声orタッチパネルで気軽に質問
◎窓口に行く前に申請の流れや必要な持ち物を確認できます

《COMING SOON!》
ディスプレイには菰野町オリジナルデザインのさくらさんが登場します!

【02】AI電話対応さくらさん 2月 START
「平日の開庁時間に電話できない…」「休みの日だけど知りたい情報がある…」そんなお悩みを解決するのが「AI電話対応さくらさん」です。AIさくらさんが役場本庁の代表電話に自動応答。人と話しているかのような柔らかい会話で、必要な情報をご案内します。

◎混雑時でも待ち時間ゼロ
◎24時間365日対応

【03】AIチャットボットさくらさん
ホームページのどこに情報があるかを探すのに時間がかかったり、電話で質問するほどではないちょっとした疑問はありませんか?
「チャットボットさくらさん」は、文字(チャット)で質問するだけで、知りたい情報へすぐにたどり着けるようサポートします。

◎いつでもどこからでも必要な情報にアクセス

《INTERVIEW》
(株)ティファナ・ドットコム
小原真紀(おはらまき)さん

▽AIさくらさんの強みや特徴を教えてください。
AIさくらさんは「優しさと思いやりが届く社会を実現したい」という想いから生まれたサービスです。そのため、質問に対して機械的に情報を投げ返すだけではない部分が強みであると考えています。例えば、手続きで戸惑われている様子や、少し緊張されている雰囲気を言葉の温度感から汲み取った場合、すぐに手続きの案内をするのではなく、追加の質問を投げかけて必要な情報を深掘りし、適切な案内ができるようにしたり、AIさくらさん自身も柔らかい話し方で応じるなど、感情に寄り添った対応ができる設計になってます。会話の履歴を重ね、町の声を学び続けることで、AIさくらさんはより住民の皆さんに寄り添った対応ができる存在へと成長していきます。町の一職員として、住民の皆さんの気持ちを受け止め、温度のある対話を届けたい――その想いを体現するのが、AIさくらさんです。

▽どのようにして正確な情報を学習・更新するのですか。
制度変更や手続きの更新があった際は、管理画面からすぐに修正することができます。さらに、AIさくらさんは問い合わせ傾向を分析して改善点を提案してくれるため、メンテナンスも簡単です。今回導入するAIさくらさんは、インターネット上で情報を検索して回答を生成するのではなく、町が作成したマニュアルや町のホームページからデータを参照して回答を生成します。そのため、質問内容が外部に漏洩したり、誤った情報をお伝えしてしまうリスクは極限まで抑えられていますので、安心してお使いいただければと思います。

▽他自治体での導入事例
AIさくらさんは菰野町以外の自治体でも導入されています。導入済みの自治体からは、「代表番号にかかってくる電話の7~8割をAIさくらさんのみで対応できるようになった」「手続きが集中する時期に電話がすぐに繋がらない、という困りごとの解決に繋がった」という声を頂いています。